ソフトバンク Cloud Week その2
シアトルにあるマイクロソフトにも行って来ました。
シアトルはサンフランシスコから飛行機で約2時間、カナダとの国境近くにある人口50万人強の都市です。
昔はボーイング社、今はマイクロソフトの他スターバックスや話題のAmazonなど世界的企業が本社を構える街です。
マイクロソフトには8時頃に訪問、朝食(しかも和食)をサービスしてくれました。
セッション会場の様子です。
どこの企業でもネームプレートを用意してくれています。
マイクロソフトと言えばウィンドウズやオフィスを思い浮かべますが、当然ながらそれだけでなく様々なソリューションを提供しています。特に最近はAI(人工知能)に注力していてなんと8500人もの技術者がAI部門に従事しているとのことでした。
AIの研究論文ではライバルのグーグルやフェイスブック、アップルを引き離してマイクロソフトがナンバーワンだそうです。
残念ながら写真撮影がNGだったのですが、マイクロソフトが考える近未来のスマートホームのモデルルームもありました。
玄関には顔認証カメラがあって、家族を認識すると自動でロックが解除されます。
家に入ると家族からの伝言メッセージが流れ、音声で指示をするとAIスピーカーが起動して対応してくれます。
キッチンの壁にもスマホの画面が大きくなったものがあって、話しかけると料理のレシピや必要な材料が映し出されます。
作る料理を決めるとキッチンのワークトップに、調味料や材料を入れる順番に表示してくれます。
リビングの壁2面が巨大なスクリーンとなって、娘が今いる海外の山の上に景色を映し出していました。
娘が身に着けたライブカメラからの映像は、まるで自分が現地にいるかのような臨場感と迫力あるものでした。
イメージとしてはスマホの画面が大きくなったものが家中の至る所にあって、話しかけることでwebサイトを検索したりして必要な情報を映し出してくれるといった感じでした。このテクノロジーは3年〜5年先には実現するということでした。
広大なマイクロソフトのキャンパスには模擬ショッピングモールまで作られて、様々なハイテクのソリューションを体感することができます。
シアトルと言えばスターバックスと言うことで、こちらはコーヒーの受け渡し場所にサイズとその中身を表示する仕組みです。
間違って他人の物を持っていくことを防ぐことができます。
このデジタルサイネージは実際には持っていないカバンや傘を持っているかのように映し出してくれます。
こちらは特殊な印刷技術で箱のどこをかざしてもバーコードとして読み取ってくれるというものです。セルフレジが普及するには必要なテクノロジーですね。
アメリカのショッピングモールで実際導入されているものとして、買い得情報や割引クーポンなどを供給するアプリがあり、そのアプリを使っているユーザーが来店すると特殊なビーコンがキャッチして、その人が普段購入しているものや趣味嗜好などに応じてオススメ商品などをスマホに配信するという仕組みがあるそうです。店舗の中にあるカメラやビーコンなどからの情報で来場者がどこの動線をどう動き、どこの売り場に興味を持つのかといったことまで全てデータになって運営者に提供されるそうで、何から何まで監視されているような少し気味の悪さを感じました。
マイクロソフトからほど近いところにあるワシントン州最大かつ最古のワイナリー「シャトー サン ミッシェル」です。
夕暮れにライトアップされた建物が美しい。
伝統的な造りの外観から一転、内観は非常にモダンで洗練されていました。
センターにソフトバンクの今井副社長を囲んで