住宅にも空調設計が必要

梅雨寒から一転、連日猛暑が続いています。

フェーン現象とは言え、新潟では40度が記録されました。

Z空調のCMが近未来ではなく、間近な将来を映し出している気がしてなりません。

 

おかげさまでZ空調の受注棟数が累計で7000棟を超えました。

 

Z空調は家全体の温度を均一に保てるよう、1棟1棟部屋毎に気積を計算して必要なエアコンのパワーや台数、吹き出し口の数や位置など空調設計を行っています。

エアコン本体と吹き出し口とをつなぐダクトが長ければ長いほど、冷やした(温めた)空気がロスしてしまい、結果部屋が冷えない(温まらない)、その部屋を冷やす(温める)ために大きなエネルギーが必要となり、結果電気代が高くなってしまいます。

 

それを防ぐためZ空調は部屋によっては天井の一部を下げてエアコン本体から近い場所に吹き出し口を設けるよう設計しています。

またトイレや収納などは換気扇で空気を引っ張ってドア下のアンダーカットから冷えた(温まった)空気を取り込んだり、洗面所などにはパイプファンで空気を送っています。

 

これらの設計と工夫によりこれまでと変わらない電気代で家中を快適な温度に保つことを実現できました。

 

 

日本は夏の蒸し暑さと冬の寒さとがある世界の中で最も過酷で不快な気候です。

しかも最近は元々快適だった5月の始めから暑くなり、夏の暑さは年々厳しくなって残暑も長く、春と秋が短くなったように感じます。

1日を通して全くエアコンを使わずに過ごせるのは2か月もないのではないでしょうか。

 

 

そんな日本の環境を考えれば、快適で健康に過ごせるよう住宅も空調設計を行うべきではないでしようか。

住宅も、と言うのは、ビルはもう何十年も前から空調設計が当たり前になっているからです。

当社のオフィスもそうですが、エントランスもトイレもエレベーターも、ビルのどこにいても温度が均一で1年を通して快適な職場環境が実現されています。

しかし昔建てられた雑居ビルなどはトイレやエレベーターが暑かったりして快適ではありませんよね。

まるでZ空調の入っていない住宅のようです。

つまりZ空調は最新のオフィスビル、Z空調のない家は昔の雑居ビルということです。

 

欧米では日本ほど気候が不快ではありませんが、建物全体を冷暖房することが当たり前です。その上での省エネを求めるのが彼らの考え方です。

 

一方多くの日本人は未だにこのことに気付いていません。

これだけ毎日熱中症が取り上げられ、全ての人の日々の生活に密接に関係し、毎年毎年暑い夏と寒い冬がやってくるのにです。

日本の七不思議の一つといっても過言ではありませんよね!

 

日本人は我慢が美徳で、もったいない精神がDNAに刻まれていて、子供のころからこの暑い寒いは当たり前で、Z空調のような快適な住環境を想像したことも経験したこともないというのがその理由だと思います。

 

 

しかし年々過酷さが増している日本の気候を考えると、

Z空調は贅沢な設備ではなく、家族の命を守る必要不可欠な設備ではないでしょうか。

同業他社でも全館空調の導入が増えていますが、空調設計をせずエアコンを顧客任せにする住宅会社がまだまだ大半です。

当社はZ空調の外部販売も開始し、住宅のあるべき姿を日本全国で広めています。

 

 

日本に暮らす一人でも多くの人が、この寝苦しい夜から解放され、家の中で熱中症やヒートショックにならず、快適に過ごせることが我々の願いであり、家づくりを行なう会社の責務だと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


チャレンジ屋上バーベキュー!

先日目黒駅前のBBQPITで「チャレンジ屋上バーベキュー」を開催しました。

 

心配していた雨にも降られず良かったです💦

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当日はインスタグラムで応募いただいたお客様やインスタグラマーの方々17組のご家族をご招待しました。

 

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桧家住宅のお客様のなんと約3割の方が屋上「青空リビング」を作られています。

屋上ライフをより充実したものとするために、今回は屋上バーベキューの楽しみ方を皆様に知っていただこうと企画しました。

 

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特別ゲスト”バーベキュー芸人”でお馴染みの たけだバーベキューさん!

 

バーベキューと言うと炭火で焼く網焼きをイメージする人が大半だと思いますが

今回は蓋付きガスバーナーグリルでの手軽で本格的な味が楽しめるバーベキューのご紹介です。

 

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こちらが桧家住宅で購入できるCOLORSの新作「BBQ Grill stand&Grill」です。

今回はこれと同じ蓋付きのガスバーナーグリルで調理しました。

 

下味の塩コショウをしっかり振って・・

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分厚い肉も15分程でしっかりと焼きあがります。

 

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パプリカやズッキーニと言った野菜も切らずにそのまんま焼くのが美味しく食べられるコツだそうです!

 

これには皆さん驚いていました。

野菜は切ってしまうと水分も飛んでしまうのですが、丸ごと焼くことで中に水分も一緒に閉じ込める事ができるそうです。

知りませんでしたね〜

 

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軽快で楽しいたけだバーベキューさんの解説

 

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玉ねぎも豪快に丸ごとグリル!

 

 

こんな感じで出来上がりました!

肉は中が柔らかくてお店で食べるような焼き上がりでした!

野菜もジューシーで、野菜の持つ甘みが残ってとても美味しかったです。

 

 

 

この蓋付きグリルでのバーベキュー、海外ではとてもメジャーだそうです。

子供たちも手伝えるほど簡単に作れて、普段味わえないような本格的な味が楽しめる、蓋付きグリルでのバーベキュー

お客様も新たなバーベキューの楽しみ方に大満足いただけたと思います。

 

 

最後に子供達とポップコーンを一緒に作りました。

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これからも屋上バーベキューの楽しさ、魅力を発信していきます!

 

また当日何組かのお客様と直接お話することができ、とても貴重な機会でした。

ご参加いただいた皆様ありがとうございました。

 

 

目黒駅直結のBBQPITさんではこの蓋付きグリルでのBBQが手ぶらで楽しめますのでぜひ家族と仲間とお出かけ下さい!

https://www.atre.co.jp/store/meguro/news/103251/

 

 

COLORSのグリルはこちら

PASIOサイト https://pasio.biz/

 

 

ヒノキヤグループのインスタグラムです。

https://www.instagram.com/hinokiya_group/?hl=ja

 

楽しい屋上ライフの投稿もお待ちしています!

 

 

 


現代版「家は夏を旨とすべし」とは?

5月というのに猛暑日が続いています。

すっかり異常気象にも慣れてきた感じもしますが、一年で一番気持ちの良いこの季節がこうだと夏が思いやられますね。

 

今僕は鉄筋コンクリート造のマンション暮らしですが、マンションの夏は暑い!

家族が暑がりでかつ犬も飼っている我が家では、夜中もリビングのエアコンも付けっ放しにしたり、日中は各部屋のエアコンを付けっ放しにしてしのいでいます。

そのため電気代は夏でも月5万以上!!エアコンの性能もあるのでしょうが、ちょっと異常ですよね。

 

 

これは戸建でも同じことが言えます。

もし部屋毎の5台のエアコンを全て付けっ放しで使ったら、我が家のように電気代は相当な金額になるでしょう。

 

ただ年々暑くなる夏を乗り切るためには、電気代がかかるから我慢する・・も限界に来ているのではないでしょうか。

 

 

吉田兼好の「家は夏を旨とすべし」は、エアコンのない遥か昔の話。

風通しを良くして湿気をためないようにすることで家を長持ちさせ、快適に過ごせるという発想でした。

 

さて今の時代、窓を開けておけば快適に過ごせるでしょうか??

年々温暖化が進み高温化する地球環境、さらに温度と湿度が同じように高くなる日本の蒸し暑い夏、夜になっても窓を開けても涼しさは感じられず、そもそも防犯の上でも現実的ではありませんよね。

 

 

この問題を解決するには、Z空調や全館空調のような部屋毎ではなく建物全体を冷暖房するシステムを導入するしかありません!!

 

 

当社がZ空調を販売して2年半が経過し、おかげさまで累計の販売棟数が7000棟を突破しました。

既にたくさんのお客様がZ空調の住まいで快適な生活を満喫されています。

 

 

Z空調は住宅業界にも大きなインパクトを与えました。

従来全館空調に力を入れていたのは三井ホームと三菱地所ホームの2社でしたが、Z空調の影響で全館空調またはZ空調の類似システムを導入する会社が一気に増えました。

 

トヨタホーム、セキスイハイム、住友林業、パナソニックホーム、新昭和、アキュラホーム・・・・他地域ビルダーや工務店でも取扱いが増えてきました。

 

これは当然のことであり、これまでの考え方では快適に過ごせないといった認識が住宅業界から発信されることはとても良い事だと思います。その中で何が良いのか、何を選ぶべきなのかをお客様が選択していけば良いのです。

 

一方未だにそういった提案すらしない住宅会社もまだまだあります。

 

これは残念ながら、快適で健康的な家をつくることに無関心な会社としか言いようがありません。

そういった会社の営業に尋ねても、

 

「人がいない部屋にエアコン付けるのは電気代がもったいなし、エコじゃないですよね・・」

といった無知でトンチンカンな回答をするだけでしょう。

 

これだけ深刻な住環境をどう改善するかにどこまで真面目に真剣に取り組んでいるかがこれからの住宅会社に求められてくると思います。

 

 

Z空調を販売開始した2016年12月、僕は近い将来このような状況になることを予測していました。

業界全体がだんだんこの流れになっていく、類似のシステムも増えていくだろう・・

そのような中でZ空調を導入したい同業他社へZ空調を外販していく、それもその時から宣言していました。

 

 

Z空調は2台の市販エアコンを使うことで各部屋へのダクト(配管)を短くし、工事費(導入費)とランニングコスト(電気代)、維持費の全てを低減させた画期的なシステムです。各部屋の吹き出し口はエアコン本体から極力近くにしているのはこのためで(だから天井の一部が下がることもあるのですが)それを実現する様々な部品の特許も取得しています。

 

一方全館空調やエアコン1台の類似システムではダクトの長さが長くなるため、工事費が高価になり、エアコンのパワーが必要なため電気代が高くなったり、また効きが悪くなったりといった現象がどうしても起きてしまいます。

 

 

これからもたくさんのお客様の声を集めて研究を重ね、Z空調を更に進化させていきます。

そして日本中の人々が負担の少ない光熱費でこの過酷な夏も冬も快適に過ごせる社会を実現していくことが我々の想いです。

 

 

 

 

 

 

 

 


家は性能だけでは快適にはならない

以前から我々は住宅性能だけで家は快適にならないと主張してきました。

特に断熱性能を示す「Q値」やサッシの性能を示す「UA値」などの数値の良さをやたらと強調して、

 

数値が良い=一番快適!

 

とお客様をミスリードする住宅メーカーもあります。

数値の比較はわかりやすいため「数値が良い方が良い家に決まっている」と思い込んでしまう人も少なくありません。

 

しかし性能の数値はあくまでも相対的なもので絶対的なものではありません。

 

またそれぞれの部位(例えばサッシやガラス)の性能数値もそのわずかな差で家の温熱環境が劇的に改善するものでは全くありません。

 

日本の気候は夏蒸し暑く、冬寒い気候です。

冬寒いだけのヨーロッパの家づくりを真似ても、日本では快適な家にはなりません。

この特殊な気候の下では

 

住宅性能に加えて設備を最適化しなければ「健康で快適な暮らし」を実現することはできないのです。

 

 

住宅性能は「必要条件」ではありますが、それだけで快適となる「十分条件」ではありません。

 

家は「性能+最適な設備」が絶対条件です。

 

それを示す画像をご覧いただければと思います。

 

当社では千葉に実大サイズのモデルハウスを2棟建設して様々な実証実験を行いました。

この実験には、住宅のエネルギーに関する幅広い研究に携わり、建築環境に関する若手研究者の第一人者で「エコハウスのウソ」などの著書でも知られる東京大学の前真之准教授に協力していただきました。

 

 

まず断熱性能の数値は満たしている他社の住宅から見てみましょう。

こちらは大手分譲ビルダーの新築住宅です。

 

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この部屋を高性能サーモカメラで見てみると

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このように部屋全体が緑から青色となっていて、温度では12〜13度から16〜17度位となっていることがわかります。

特にキッチンの足元は寒さを感じ、台所に立つことの多い主婦にとっては足元が寒い不快な環境です。

 

 

同じ家のリビングの隣の部屋と階段まわりです。

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真っ青となっていました。暖房が付けられていないこともあるでしょうが、隣の部屋との温度差が大きく不快ですね。

 

但しこのような状態はこの家に限った事ではなく、世の中にあるほとんど全ての家で同じ様な状態になっています。

 

 

建売住宅だから仕方がない。大手ハウスメーカーの家なら性能も良くそんなことはないだろうと思いますよね?

 

こちらは大手ハウスメーカーの新築住宅です。

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リビングとダイニングとの間に壁掛けエアコンが見えます。

この部屋をサーモで見ると、

 

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少し温度ムラがありますね。特に足元の温度が低くなっているのが気になります。

 

キッチンはどうでしょうか?

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こんな感じです。

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ダイニングに比べて5度位は低くなっていますね。右上に赤く見えるのがエアコンで、暖かい風がでていますが部屋全体を均一の温度にはできないんですね。

 

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同じ家のリビングから出て廊下とトイレはどうなっているかと言うと・・

 

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こんな感じです。廊下に出た途端、温度は12〜13度とぐっと下がります。

トイレに行くには上着を着ていないと寒いですし、ヒートショックのリスクもありますね。

 

大手ハウスメーカーの断熱性能の高い(?)と標榜している新築住宅の現実がこれなのです。

 

 

こちらは別の大手ハウスメーカーの新築住宅です。

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サーモカメラで見ると、

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ダイニングには床暖房が敷かれていて、30度近くまで熱くなっている一方、キッチンの足元は16度程度とかなりの温度差があることが一目瞭然です。またダイニングの床暖房でキッチンまで温めるのは無理なことがよくわかります。

 

 

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同じ家の洗面所です。

 

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こちらも暖房がないため真っ青、ヒートショックリスクの高い家になってしまっています。

 

結局数値上の性能が高くても、冷暖房設備がこれまで通りの部屋ごとに設置した壁掛けエアコンや床暖房では、家全体を均一な室温とすることができず、画像のような温度差を解消することはできません。

つまりどんなに性能だけが良くても、不快な家にしかならないのです。

 

 

こちらからはZ空調が搭載された桧家住宅の実験棟の画像です。今年の2月に実験及び撮影をしました。

 

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サーモカメラで見ると、

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部屋全体が、足元から天井までほぼ均一の22度位になっていることがわかります!

理想的な室内環境ですね!

 

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他社では温度ムラが不快だったキッチンはどうかと言うと・・・

 

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温度ムラがありません!

 

こちらからも

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一定過ぎて部屋がどうなっているかわかりません(笑)

キッチンに向かって吹き出し口があることでしっかりキッチンも温めてくれるのです!

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普通なら寒い洗面所も・・・

 

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他の部屋を変わらず20度以上!

これならヒートショックリスクも抑えられますね!

 

寝室も

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室内の高さによる温度が床表面から天井までほぼ均一な温度であることも実証されました。

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またこの実証実験ではサッシの違い(アルミ樹脂複合サッシ&ガス無しガラスとオール樹脂サッシ&アルゴンガス入りガラス)による消費電力量(電気代)の違いも測定しました。2月の寒い時期にZ空調を常時運転しての実験でしたので非常に興味深いものでした。

 

ちなみにこのサッシとガラスの性能差によるUA値の差は0.05でした。

 

結果として、1ヶ月の電力消費量の差は、60kWh、1日当たり2kWhでした。(面積は35坪)

これを電気代に換算すると、1kWh25円(オール電化の場合)として、

1日50円、月間600円と言うことになります。

 

サッシの性能差は冬の寒い時期に最も効果が表れると考えられるので、1年間の電気代の違いは4-5千円程度と推測できます。

 

この結果からもわかるように、サッシやガラスの性能数値だけを見れば明らかに「アルミ樹脂複合サッシ」より「オール樹脂サッシとガス入りガラス」の方が優れています。

しかしその性能による効果、つまり電気使用量の差はそこまで大きなものではないことがわかりました。

 

窓の違いを極度にアピールする住宅メーカーもありますが、窓の違いで年間の電気代が数万円も変わるわけではないのです。

他社との差別化するために必要以上の性能部材を使い、その数値だけに踊らされた住宅会社選びには十分注意したいものですね。

 

 

サッシの異なる2棟での実証実験では、いずれの棟もアクアフォームとZ空調のおかげで快適さに違いは全くないとの評価を前教授からいただきました。

この結果と評価を受けて、改めて我々の住宅に対する自信を深めることができました。

 

 

桧家住宅では4月よりこの樹脂サッシ(YKK APW330)またはアルミ樹脂複合サッシ(リクシル サーモスX)のいずれかが選べる選べるキャンペーンが始まりました。

性能数値を取って樹脂サッシを選ぶか、枠の小さくガラス面積が大きくなるサーモスXを選ぶかはお客様次第ですが、どちらを選んでもZ空調の快適さは全く変わらないことだけは自信をもって断言できます!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


マンション危機??



最近マンションに関するネガティブな書籍が目立ちます。

 

どういった問題点を指摘しているのでしょうか。

 

将来建物が老朽化し、住む人も高齢化した時マンションがどうなってしまうのかという点についてリスクを指摘しています。

 

今新しいマンションに住んでいる働き盛りの人にとっては考えもしない話かもしれませんが、必ず人も建物も一年一年、年を重ね、老朽化、高齢化していきます。

 

例えば今40歳の人は、30年後生きていれば必ず70歳と高齢になります。

マンションも今新築だとしても30年後は築30年となり、今築15年なら30年後は築45年と老朽化するわけです。

 

急速に少子高齢化が進む日本では30年後に人口が減少することは間違いなく、エリアや駅によっては大幅に人口が減少する場所も出て来るでしょう。

 

新築時は平均年齢が40代であった住人も、30年後には70代、40年後には80代となって、亡くなる人も出てくる中で、

問題はその空いた住戸にも新しい住人が入ってくるのかということです。

 

マンションは築10年あたりから修繕する必要が生じますが、その修繕費は入居者が管理組合を通じて積み立てられています。

当たり前のことですが建物は古くなればなるほど修繕コストがかかってきますので、築年数が経つほどかさむ費用を住人が負担し続けていかなければ、建物はその価値を維持してくことはできません。

 

またマンションにはエントランスや植栽など共用スペースの維持管理のための管理費も住む限りずっとかかります。

 

これらの修繕積立金や管理費は全戸の住人がきちんと支払うことが大前提なのですが、将来空き家(空き室)が増えたり、住んでいても高齢化と収入減で滞納する人が増えていったらどうなるでしょうか?

 

当然管理水準が低下し、それを嫌って住人が減ったり、借りてがつかなくなり、売るにも売れず、長期修繕もできなくなって、荒廃して最後はスラム化していく・・・

 

そんな可能性が十分有ると指摘しているのです。

 

マンションは戸建と違って大きな建物を区分所有しているため、何をするにしても多額の費用が必要となり、一人の力ではどうすることもできず、また管理組合の合意がなければ進められないという難しさがあります。

マンションの価値が維持されるか否かは全戸の住人が管理費、修繕費を払い続けられるかに掛かっているということです。

 

 

築浅ならまだしも、20年後、30年後に築30年、40年、50年と古くなったマンションの全戸に人が住み続けるでしょうか?

 

今後高齢化、人口減少がますます進み、一方新築住宅は供給が続く・・・

 

そう考えると、余程の人気エリアの好立地物件でない限り、それを期待するのは難しいと言わざるを得ません。

 

 

もちろん将来の事なので、絶対にこうなると断言はできませんが、

もしこれからマンション購入を考えるのであれば、利便性の高い人気駅かつ駅から5分以内というのはマストだと思います。

 

 

一戸建てであればマンションにあるようなリスクはありません。

こういった観点からマンションが良いか戸建が良いかを考える必要もあるように思います。

 

 

 

 

 

 

 


壁付けキッチンという選択

2月新たにオリジナルのイタリアンキッチン”アルタクラッセ”を発売しました。

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イタリアらしい洗練されたデザイン、機能性を備えた高級キッチンです。

 

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水切りプレートで作業性を高めたミラノシンク、熱や傷に強いセラミック天板、耐久性に富んだメラミンのキャビネットなど日本のキッチンにはない沢山の特徴をもっています。

 

 

この素晴らしいキッチンと併せて今回我々が提案したいのは「壁付けキッチンという選択」です。


今新築する9割以上が対面キッチンです。新築戸建=対面キッチンというのが完全に定着し、設計者もお客様から申し出がない限り対面キッチンのプランを提案するのが当たり前になっています。

 

対面キッチンの一番の魅力は、お子さんや家族とコミュニケーションを取りながら家事ができるという点です。奥様が希望されるケースが多いのもうなずけます。

 

ただ、対面キッチンの場合リビングダイニングとキッチンとの間に壁ができてしまうことで、LDKが少し狭く感じてしまうことがあります。

 

30帖以上もあるような大きなLDKなら何の問題もないのですが、一般的には16帖から20帖くらいのLDKが大半です。その場合対面キッチンにすることで、大きめのダイニングテーブルや、3人以上座れるソファが置けないといったことに繋がってしまうのです。

 

考え方を少し変えることで諦めていた大きなソファやテーブルを置けるということも知った上でどちらにするか決めることをオススメします。

 

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上のプランはLDK14帖のケース。対面キッチンはお勧めしない広さですが、この場合リビングダイニングの広さはわずか9帖しかなく、4人掛けテーブルに2人掛けソファがやっとです。しかし壁付けキッチンにすることでLDは12帖となりダイニングテーブルを6人掛け、ソファも3人掛けにすることができるのです!

 

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18帖だとどうでしょう。

何の迷いもなく対面キッチンにする広さではありますが、あえて壁付けにすると16帖のLDという広大なスペースが生まれます。

豪邸のような大きなダイニングテーブルに、外国の家にあるようなL型のソファまで置けるのです。

 

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こんなイメージです。

イタリアの一般的な家庭も日本同様あまり広くないため、キッチンは壁付けが一般的だそうです。

その分ダイニングやリビングに大きめの家具を置くことで、「家族が集まる場所」を作って家族のコミュニケーションを深めるというのがイタリアスタイルということです。

 

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ダイニングテーブルが大きければ、ただ食事をするだけでなく、色々な楽しみ方をすることができるため自然と家族が集まってくるのです。狭いテーブルやソファではなかなかそういうわけにはいきませんよね。

 

壁付けキッチンはテーブルとの動線が短いため配膳が楽なのも毎日の家事を行う主婦にとってはありがたいことですし、小さなお子さんと一緒に調理をする場合も物を置くテーブルが目の前にあって便利です。

 

奥様が家事をしている時間とそうでない時間とでは多くの家庭では家事をしていない時間の方が長いと思います。

その時間のコミュニケーションを重視するか、家事中のコミュニケーションを重視するかという選択でもありますね。

 

 

イタリアンキッチン「アルタクラッセ」にはコーディネートできる食器棚も用意しました!

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もちろん、アルタクラッセにヒノキヤオリジナルの「キッチンウォールキャビ」を併せるのもアリだと思います。

 

 

壁付けキッチンという選択、一度考えてみてはいかがでしょうか・・

 

 

アルタクラッセは下記展示場でご覧いただけます。

順次設置予定ですので、詳細は当社営業担当までお問い合わせ下さい。

 

三鷹展示場(東京)

新越谷展示場(埼玉)

小山南展示場(栃木)

利府展示場(宮城)

 

*今後設置予定の展示場(新規オープン含む)

つくばアネックス展示場(茨城)*

奈良登美ヶ丘展示場(奈良)*

藤枝展示場(静岡)*

長野古牧展示場(長野)*

新宿展示場(東京)*

岡山ショールーム(岡山)*

蓮田ショールーム(埼玉)*

柏ショールーム(千葉)*

 


 

 


冬の湿度

12月になり朝晩は寒くなってきました。

冬になると空気の乾燥を感じるようになります。

雨の降る日が少ないと言うのもありますが、東京の平均湿度は、

12月:53%

1月:45%

2月:51%

3月:53%

と他の季節に比べて冬は湿度が下がります。

日本の気候は、夏は高温高湿、冬は低温低湿なのが特徴です。

暖房した部屋にいると、外より空気が乾燥しているように感じますがなぜでしょうか?

答えは非常に簡単です。

「家の中の方が温度が高いからです。」

一般的に湿度とは「相対湿度」をいい、この「相対湿度」とは空気中に含まれる水蒸気量と空気に含むことのできる水蒸気量(飽和水蒸気量)との比率を示しています。

具体的な事例では、

気温10度の時の飽和水蒸気量を100とし、空気中の水蒸気量を60とします。

その時の湿度は60/100=60%になります。

暖房した部屋は温度が高いので飽和水蒸気量が上がり、200になったとします。

するとその部屋の湿度は、

60/200≒33%

となり水分量は同じでも飽和水蒸気量のパイが大きくなるので、湿度は下がり空気は乾燥するのです。

たまにZ空調にお住いのお客様から、「Z空調を使っていると冬の乾燥が気になる」という意見をお聞きしますが、これは部屋が暖かいために乾燥しているのであって、Z空調だから乾燥するというわけではありません。

ただ一般的な温度差がある家とは違って、Z空調の家は、温度差がない=どの場所でも暖かい ので、家のどこにいても乾燥しているように感じるということはあるかもしれません。

この対策は、「加湿」しかありません。

昔石油ストーブを使っていた頃は、ストーブの上にやかんを置いて、蒸気を発生させ加湿していました。

今は色々なタイプの加湿器がありますので、用途や部屋の広さに合わせて選ぶことができます。

濡れたタオルや洗濯物を部屋干しするというのも意外に効果があるそうです。何よりエコであるところもよいですね。

湿度が40%を下回るとインフルエンザウイルスの生存率が高くなるということもあるので、

加湿器などをうまく使ってそれを上回るようコントロールしていきたいですね。


参考サイト:ダイキンのホームページ
https://www.daikin.co.jp/air/knowledge/labo/dry/



洗面所の室温何℃ありますか?


この冬は首都圏でも大雪が降っただけでなく、最低気温が氷点下と言う日が続き例年になく寒い冬となっています。

外が寒いのはどうしようもないのですが、家の中まで寒いのは少し注意しなければなりません。

皆さんの自宅の洗面所はいったい何℃くらいあるかご存知ですか?

写真は僕の家の洗面所で、この時期でも温度は常に20℃以上あるようにしています。

洗面所は朝起きて歯を磨いたり、着替えたり、入浴時に脱衣したりと室温を敏感に感じる場所です。

20℃以上あると着替えたり脱衣しても寒さを感じることはありません。

Tシャツ1枚でいても全く問題なく過ごせる気温です。

これが15℃くらいになるとそうはいきません。

慌てて着替える、半袖では長くはいられない、脱衣したら急いで風呂に入る・・・そんなイメージではないでしょうか。

古い家や断熱気密が劣る住宅では10℃以下という状況もあるかもしれません。

そうなると冬の日中の外気とあまり変わらないくらいなので、着替えも脱衣も「寒い寒い・・」と震えながらという感じになるでしょう。

もし吐く息が白くなるようだと室温は7℃以下ということになります。

寒いのは我慢すればよい!節約することはエコにもつながるのだから。

そう思う人もいるでしょう。

しかしそれが健康に害があるとすればそうも言っていられないのではないでしょうか。

国土交通省が先日発表した「住宅の断熱化と居住者の健康への影響に関する調査の中間報告」では、低温と健康被害には明らかに因果関係があるという内容になっています。

〇室温の低い家に住む人ほど、起床時に高血圧となる確率が高く、高齢者ほどその影響は大きい

〇朝の平均室温が低い家に住む人ほど動脈硬化指数が高い

〇朝の室温が16℃未満の家に住む人は、16℃以上の家に住む人より心電図異常の確率は1.8倍

〇夜間頻尿は就寝前の室温が18℃以上の人に比べて、12〜18℃未満で1.6倍、12℃未満は3倍

これらの状況はヒートショックとも近似しており、外が寒いということより家の中が寒いこと、寒暖差が大きいことは健康上マイナス影響を及ぼすと言うことが医学的にも立証されているということです。

しかしまだ日本の住宅では断熱化をやっと強化し始めた程度で、室温の均一化や洗面所、トイレなどの暖房となるとほとんど認識すらされていない状況です。

一方欧米では低室温は健康上良くないことが認識されているため建物全体を暖房することが当たり前で、家の中に寒暖差があると言うこと自体が彼らから見ると”あり得ない状態”なのです。

日本はいまだに部屋毎にエアコンを取り付けることが普通で、誰もそのことに疑問すら感じていません。

その結果”いる時いる場所だけ暖房する”という使い方になってしまい、それが家の中の寒暖差を作る原因となっているのです。

まさに冷暖房の考えについて日本は完全に”ガラパゴス状態”と言えるでしょう。

その意味で「Z空調」は革命的な商品と言えます。

欧米の一般的な人と同じ快適さと健康的な暮らしを提供したい、それがZ空調を開発した時の想いです。

これまでと変わらない光熱費で、洗面所もトイレも玄関も寝室もくまなく20℃をキープできる「Z空調」

寒いこの時期にぜひお近くのヒノキヤグループの展示場で体感下さい。


高気密高断熱だけでは「家は暖かくない」

先日の週刊文春に

 

「暖かい家」は寿命を延ばす

 

というタイトルの記事が掲載されました。

 

・室温は冬でも18度以上に

・12度未満は頻尿リスクが5倍に

 

など具体的な室温と健康リスクとの関係が細かく記載されていました。

一般誌でこのような話題が取り上げられる頻度が高まってきましたね。非常に良い傾向だと思います。

 

イギリスでは健康を守る最低温度を18度と規定していて、高齢者には21度以上が推奨されています。ところが日本では全くそのような規定も発想もありません。その結果今でも冬の室温が10度以下・・といった状態が普通に存在するのです。

 

文春の記事には対策として家の高気密高断熱化や窓の性能アップなどが必要と書かれています。

これらは「暖かい家」を実現するためには必要な条件ですが、それだけで十分というものではありません。

 

建物の性能+最適な暖房設備

 

これによって寒い冬でも快適かつ健康に暮らせる住環境が実現できるからです。

 

日本の冬は寒いので、当然暖房が必要になります。

ところが日本の家の暖房は今でもその大半が「部屋毎暖房」といって、エアコンにしても床暖房にしても部屋毎に設置して、使う時もいる時いる部屋だけスイッチをオンにするというものです。

これでは暖房している部屋としていない部屋との温度差は全く解消できず、暖房のない廊下、トイレ、洗面所などは寒いままとなってしまいます。建物の断熱性能を上げることで多少は改善できたとしても暖房のない部屋の室温を18度や20度に維持することは不可能です。

 

どの部屋も18度〜20度以上をキープしようとすれば、部屋毎暖房ではなく建物全体を暖房するシステムを導入するしかないのです。

 

つまり「Z空調」のような「建物全体を暖房する設備」が必要と言うわけです。

 

ところが週刊文春の記事にもあったように現在の日本の基準には室温規制がないだけでなく、省エネ基準は世界的に見ても最低レベルです。また冷暖房機器の設置は省エネルギーな製品を使うことの基準はありますが、室温をどう維持できるかといった視点での規制がないため、室温差がどれだけあっても「省エネ基準最高等級」を満たした家になってしまうのです。

 

従って、

「当社の住宅は省エネ基準最高等級です!」とか

「当社は全てZEHゼッチです!」などと聞くと、それだけで十分快適な住宅だと誤解してしまいますが、全くそうではありません。

 

 

健康で快適な暮らしをするためには

 

「高気密高断熱性能」+「建物全体を冷暖房できる機器」

 

をぜひ知っていただきたいと思います。

 

今年の秋は例年になく雨も多く寒いので不快に感じますが、その分Z空調を体感するには適しています。

お近くの「Z空調体感モデルハウス」でZ空調の快適さを体感ください!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


失敗しない二世帯住宅

お盆休み真っただ中、久しぶりに家族が揃って「二世帯住宅なんてどうだろう・・」検討中の方もいらっしゃるかもしれませんね。

都市部、郊外を問わず二世帯住宅の人気は根強いものがあります。

都市部ではそもそも土地代が高いので、実家の近所に住むというのが難しい、親の敷地内に二世帯住宅を建てれば土地を購入する必要もなく負担は大幅に軽減できるというのが最大のメリットでしょう。

一方郊外でも二世帯住宅の需要はあります。東日本大震災を契機に家族が一緒にいることの大切さが改めて見直されたこともあるでしょうし、郊外の人の方が親世帯、子世帯が同居することの抵抗感が少ないということもあるかもしれません。

子供の立場では、ちょっと外出する時などに孫の面倒を親がみてくれると助かりますし、親にしてみれば日々が賑やかで、孫の成長を見ながら暮らせるのは張り合いもあって良いですよね。

一見良いことだらけのような二世帯住宅ですが、注意しなければならない点もいくつかありますのでご紹介したいと思います。

親、子、孫と3世代が元気で仲良く暮らしていければ二世帯住宅は素晴らしいものです。

しかしいつまでもその状態が続くものではありません。

10年後か20年後かはわかりませんが、家族の状態は必ず変化します。家族構成や年齢、住まい方、考え方などが変化した時に二世帯住宅というのは意外に厄介なものであるということを理解しておいた方が良いでしょう。

ポイントは以下の通りです。

1.ご両親が亡くなった後親世帯スペースをどうするか

2.相続問題

3.売却時の問題

まず1つめですが、意外とこれができていない二世帯住宅が多いのが現実です。

親の立場にしてみれば、元気な今欲しい間取りで作りたいわけで、自分たちがいなくなった後まで考えたくないという気持ちも理解できます。しかしその住宅により長く住むのは子供や孫たちなので、その後まで想定しておく事はとても大切な事です。

将来親スペースを賃貸住宅に活用しようと考えるなら、玄関を別々に作らなければなりません。またバス、キッチンといった水回りスペースも確保しておいた方がベターです。

20年後には孫も大きくなってまた二世帯住宅で使えるだろう・・と期待したい気持ちもわかりますが、それはあまり想定しない方が良いかもしれませんね。。

賃貸に向かないような立地、エリア、家の作りの場合は大きな空間を持て余すことになってしまうことを覚悟しておかなければなりません。

2つ目相続の問題です。二世帯住宅は通常土地の名義は親になりますが、家の名義は収入の関係から子供名義にすることもあり得るでしょう。この土地と家の名義が異なる場合は特に注意が必要です。同居しているのは子供のうち1人ですが、兄弟がいた場合親の相続時には必ず持ち分の主張が出てきます。土地に価値がある場合は非常に厄介です。最悪は土地建物を売却して現金化しなければならなくなる可能性もありますので、家の名義をどうするかから専門家に相談して始めることをお勧めします。

3つ目は売却時です。ご両親がなくなって自分たちの子供も独立して家には帰ってこないという状況になったとします。(よくあるパターンですが)二世帯住宅として建てた家は60坪以上と大きく、老後の住まいとしては持て余す上に手入れなどを考えても負担が大きい、もう少し便利な都市部のマンションへ引っ越そうなど考え、二世帯住宅の売却を考えたとしましょう。

問題は二世帯住宅は売れるか?

ということです。立地や間取り、築年数など様々な要素によりますので一概には言えませんが、通常の単世帯住宅よりは売り辛い、売れたとしてもかなり安くなる可能性が高いです。

理由は簡単で、そもそも中古の二世帯住宅を探している人はほとんどいません。それだけで相場は非常に弱くなります。土地の価値があればその評価はあるでしょうが、二世帯住宅を中古住宅としてそのまま住んでくれる人を見つけるのは至難の業であることを知っておいた方が良いでしょう。

それではどうすればよいのでしょうか。

僕なりの見解を述べたいと思います。

1.将来賃貸住宅にできる間取りとしておく

2.完全分離で建てる

この2つです。

都市部などで敷地が狭いが、賃貸需要も見込めるエリアであれば1のパターンです。

玄関や水回りをきっちりと分けでおき、将来賃貸する時はふさぐ部分も決めておくと良いでしょう。

他人と同居を考えると理想は左右分離ですが、上下分離の場合でも音の問題などしっかり対策しておくことが大切です。

音の問題や将来のリフォーム、賃貸住宅利用を考えると、当社グループのレスコハウスの鉄筋コンクリート造がベストだと思います。

二世帯住宅の一部を賃貸住宅にできればこれは二世帯住宅ではなくて賃貸併用住宅になり、先ほど述べた二世帯住宅は売却し辛いといった問題からも解放されることになります。単世帯住宅+賃貸住宅ということであれば、一定の需要があるからです。

しかも鉄筋コンクリート造にしておけば法定耐用年数47年が取れますので、より売却時に有利になります。

郊外など敷地に余裕がある場合は完全分離の2棟建てとすることをお勧めします。

完全分離しておけば1棟を人に貸すだけでなく、売却することも可能になりますし、相続時にも対策が打ちやすくなります。

この場合は木造で全く問題ありません。

いかがでしょうか。

二世帯住宅の計画は家族が皆元気な時にスタートしますので将来のことをついつい想定せずに、今だけを考えて計画しがちになりますが、そこはしっかりと現実的に10年先、20年先を考え、その中で今も家族が楽しく幸せに暮らせる間取りや形を考えるのが”失敗しない二世帯住宅作り”だと思います。

1つ事例をご紹介しましょう。

これは僕の知人の話なのですが、6年前に大手ハウスメーカーで約60坪の二世帯住宅を建築しました。約6000万円の費用は全額親が資金提供したそうです。家族構成はお父さん、お母さん、娘と夫、子供2人(中学生と小学生)でした。

3年後にお父さんが亡くなると、元々あまり折り合いのよくなかったお母さんと娘の夫との関係がより悪化し、このまま一緒には生活できないということになり、お母さんとは別居することになりました。

そこで娘夫婦と子供との4人での住宅を当社でお世話することになったのです。

家が完成した(これは完全単世帯です)くらいのタイミングで、今度はお母さんも今まで住んでいた住宅は大きすぎるので適当な広さの住宅に引越したいという話になり、これまで住んでいた二世帯住宅を売却する話になりました。土地は約60坪でしたが、最寄りの駅からはバス便という立地でした。

希望価格は当初土地値+建物代を含めた金額で設定しましたが、全く反応がなかったため徐々に値を下げていき最終的には相場の土地値を割った価格で売却したそうです。つまり建物の評価はマイナスということです。

築6年、約6000万の二世帯住宅が市場ではマイナス評価という非常に厳しい結果でした。

これほど短期間の間に売却というケースも珍しいかもしれませんが、逆に考えると新しくても評価が厳しいということは古くなるともっと厳しいということも考えられるので、1つ参考にしていただければと思います。

この二世帯住宅の話は、僕も親しくしているテレビでもお馴染みの牧野知弘さんの最新の著書「マイホーム価値革命」でも詳しく書かれていますので、興味ある方はぜひご一読下さい。

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https://www.amazon.co.jp/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0%E4%BE%A1%E5%80%A4%E9%9D%A9%E5%91%BD-2022%E5%B9%B4-%E4%B8%8D%E5%8B%95%E7%94%A3-%E3%81%AE%E5%B8%B8%E8%AD%98%E3%81%8C%E5%A4%89%E3%82%8F%E3%82%8B-NHK%E5%87%BA%E7%89%88%E6%96%B0%E6%9B%B8-519-%E7%89%A7%E9%87%8E-%E7%9F%A5%E5%BC%98/dp/414088519X/ref=sr_1_1_twi_pap_2?ie=UTF8&qid=1502692944&sr=8-1&keywords=%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0%E4%BE%A1%E5%80%A4%E9%9D%A9%E5%91%BD


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近藤 昭(株)桧家ホールディングス 代表取締役社長 近藤 昭

1967年兵庫県神戸市生まれ。慶應義塾大学卒業。 大学卒業後、大手生命保険会社や外資系保険会社勤務を経て、 2001年に(株)東日本ニューハウス(現・(株)ヒノキヤグループ)に入社。 専務取締役、副社長を経て、2009年に代表取締役社長就任。 2012年に『日経ヴェリタス』が行った「在任期間中に株価を最も 上げた社長のランキング」では、全上場会社中第5位にランクイン。 業界の常識にとらわれず、常に顧客目線で考えることがモットー。 「あらゆる人にエコで快適な住まいを」 提供するために日々奮闘中。

   

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