空気が違う!第一種換気システム

桧家住宅の今年オープンした展示場には、桧家オリジナル第1種換気システム「ココチE」が搭載されています。



新しい展示場に行ってある営業担当に「新しい展示場はこれまでと何が一番違う?」と聞いてみると、「空気が違います!」という答えが返ってきました。



空気の違い・・・僕も含めて鈍感な人にはなかなかわかりにくいかもしれませんが、室内の空気が違うというのです。







ここで第1種換気システムの説明をしておきましょう。



第1種換気システムは、機械給気・機械排気する仕組みです。給気も排気も機械で行うためもっとも計画的に換気ができるシステムと言えます。また給気した空気と排気する空気の温度や湿度を再利用して温度差の少ない空気を取り込める熱交換型とすることもできます。性能を考えれば熱交換型の第1種換気がベストです。

cocochi_e.png

デメリットはやはりコストです。取り込んだ空気を部屋に流し、また集めて排出するためにどうしてもダクトが必要となります。壁の中や天井の上にはタコが家に座っているように空気のダクトを配備しなければなりませんので、そのような材料や施工コストは第3種換気と比べて高額となってしまうのです。











さて「空気が違う」と言う話ですが、考えられることは2つです。



1つは第3種換気と比べて第1種換気の方が計画的に換気がなされているということです。



常に機械が作動していて、天井に設置された給気口から新鮮な空気が送り込まれている第1種換気の方がそれを感じ取れるのだと思います。オフィスビルやホテルなどと全く同じとイメージするとわかりやすいですね。



IMG_5258.JPG



小屋裏収納に付けられた給気口 ここから新鮮な空気が常に出ています。







2つ目は熱交換されることにより家中の温度湿度が一定近くなるということです。



夏場の小屋裏収納は1階の部屋に比べると暑くなります。しかし1階だけを冷房していたとするとその冷たい空気が排出されるときに熱交換され、取り込んだ空気の温度を下げますので小屋裏に送られる空気の温度は実際の室温より少し低い温度となるのです。この機能は第3種換気では有り得ません。熱交換型第1種換気ならではのメリットと言えます。







たまに“全館空調”と“第1種換気”とを誤解される方がいますのでその違いにも触れておきましょう。



一般的に全館空調と呼ばれるものは、第1種換気に冷暖房機能が備わった設備と理解して下さい。つまり換気をしながらその空気を一定温度に冷やして(暖めて)家中の室内温度を一定に保つ設備のことです。人のいる部屋もいない部屋も、リビングでも洗面所でもどこもが夏場なら冷房された(例えば25℃前後)状態に保たれていますので快適さを求めるならばこれ以上の仕組みは他にありません。



熱交換型第1種換気だけでは冷暖房機能はありませんので真夏や真冬になれば各部屋毎に冷暖房する必要はありますが、従来の第3種換気の家と比べれば、温度設定をエコモードにしたり付ける台数が少なくても快適に過ごせるくらいの違いはあると思います。











前回のブログで24時間換気について、住む人のためと建物の耐久性のために必要だと書きました。



アレルギーや花粉症のひどい人にとっては新鮮な空気、フィルターを通った空気の違いは敏感に感じられその価値は大きなものに違いありませんが、それは建物にとっても同じことが言えます。



僕は数年前お客様の家を下取りした時のことを今でも鮮明に覚えています。



築17年でまだ十分きれいな家でしたので、壁紙や水回りなどを交換して中古住宅で販売しようと考えましたが、念のためシロアリ被害がないかどうかチェックをしました。



1か所の石膏ボードをはがし壁の中を開けた時です。目の前に全く予想もしなかった光景が広がっていたのです。

壁の中のグラスウールは、湿気で真っ黒にカビてずり落ちて下部に溜まり、断熱材が全く機能していなかったどころか、石膏ボードの内側までカビが付着していて目を覆いたくなるほどの状態でした。そこに住んでいた人はそんな惨状を知らずにカビに囲まれて暮らしていたわけで、それが原因でアレルギー症や体調が悪くなっていたとしてもおかしくないくらいの状態でした。



日本の高温多湿の気候の下で、人間の体や建物を健康で長持ちさせるためには湿気対策が非常に重要で、そのためには住宅の高気密高断熱化+24時間換気がしっかりと機能していることがその鍵であるということを改めて感じます。

どちらかと言えばその目的がわかりにくく、関心度が高くない24時間換気ですが、その重要性をより理解してもらえるよう我々も努めていきたいと思います。



桧家住宅では1会場内で第1種換気のモデルハウスと第3種換気のモデルハウスの2つがある展示場があります。空気の違い、快適さの違いを比べて体感下さい。





久喜展示場:http://standard.navitime.biz/hinokiyajutaku/Spot.act?dnvSpt=S0143.0000000130&flow=mc&bcCode=11

立川展示場:http://standard.navitime.biz/hinokiyajutaku/Spot.act?dnvSpt=S0143.0000000131&flow=mc&bcCode=13

宇都宮インターパーク展示場:http://standard.navitime.biz/hinokiyajutaku/Spot.act?dnvSpt=S0143.0000000090&flow=mc&bcCode=09





オリジナル第1種換気快適空間システム販売開始その1(ブログ):http://hinokiya-blog.com/?day=20130516

オリジナル第1種換気快適空間システム販売開始その2(ブログ):http://hinokiya-blog.com/?day=20130520


























 

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近藤 昭(株)桧家ホールディングス 代表取締役社長 近藤 昭

1967年兵庫県神戸市生まれ。慶應義塾大学卒業。 大学卒業後、大手生命保険会社や外資系保険会社勤務を経て、 2001年に東日本ニューハウス(現・桧家ホールディングス)に入社。 専務取締役、副社長を経て、2009年に代表取締役社長就任。 2012年に『日経ヴェリタス』が行った「在任期間中に株価を最も 上げた社長のランキング」では、全上場会社中第5位にランクイン。 業界の常識にとらわれず、常に顧客目線で考えることがモットー。 「あらゆる人にエコで快適な住まいを」 提供するために日々奮闘中。

   

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