外国人観光客の多さにびっくり

都内に本社を移転して最初に驚いたのは外国人観光客の多さでした。
毎朝東京駅を利用していますが、大きなスーツケースを持った外国人ファミリーが多いこと多いこと。
特に今の時期は雪景色を見に行く目的なのでしょう、日本人があまりしないような長靴など雪国仕様の完全防備を着たファミリーなども見かけます。
当社のオフィスが入居している丸の内トラストタワーの上層部には香港系のシャングリラホテルがあるため、香港系のお金持ちといった雰囲気の旅行者ともたくさんすれ違います。

東京だけでなく日本の様々な観光地でも外国人を見かけます。
以前北海道の富良野にスキーリゾートに行った時は宿泊者の半数が外国人でした。沖縄に行くと台湾人が多いのですが、すぐ近くなのに台湾にはあのようなリゾートがなく憧れの地なのだそうです。立山に行った時も外国人の多さに驚きました。

ちょうど今は春節祭の期間ですね。
いつもに増して中国系の旅行者が目立ちます。平日の銀座で大きな買い物袋を下げて歩いているのはほぼ100%外国人です。
デパートや量販店、小売店からレストランまで外国人への対応で売り上げが大きく変わるという時代になってきました。
ドンキホーテはいち早くアジアからの旅行者に対応するため、観光バスで回るルートに自社の店舗に立ち寄らせる戦略で見事に売り上げを伸ばしているそうです。


20年以上前の学生の時タイに行った時のことを思い出します。
当時日本は円高のバブル景気、バイトで貯めた小遣いで気軽に海外に行ける状況でした。バンコクで現地ガイドが日本語が達者だったので、「日本に来たことはありますか?」と聞いたところ「私たちの給料ではたぶん一生働いても日本にいけないでしょう。一度で良いから行ってみたいです。」と言ったことがとても印象的でした。
当時の日本とタイの格差がそれくらいあったということなのでしょうね。
ところが現在はタイからもたくさんの旅行者が来日しています。アジアが経済発展し、特別なお金持ちでなくても海外旅行ができるような時代になったということです。


アジアの人から見れば日本と言う国は、観光、ショッピング、食事などたくさんの魅力があります。同じアジア人として戦後急速に経済発展した日本という国への関心も高いのでしょう。
このようにたくさんの外国人が日本を訪れその魅力に触れると、特にアジアの富裕層の中には日本に不動産を持ちたいと興味を持つ人が増えてきます。
実際オリンピック効果もありアジア富裕層からの不動産投資は非常に増えています。

東京都心部の不動産はその影響もあってか物件価格が上昇、相対的に利回りが下がっていて、人気のあるエリアでは4%を切って3%台といった物件もめずらしくありません。
それでも香港やシンガポールの物件に比べれば東京は利回りが高いというから驚きです。つまり彼らから見れば東京の物件は割安だと言うのです。
純粋な投資目的だけではありません。中国や台湾の人は自国の通貨や政情への不安から、もし何かあった時のために日本に不動産を持っておこうという実需のニーズも強いそうです。
アジア地域において今後ますます各国の経済発展が進むと人口が多いだけにそのパワーは尋常ではなく、結果として日本への旅行者や投資と言った形で非常に大きなインパクトを与えてくることが予測できます。


昨年12月に設立したグループ会社のフュージョン資産マネジメントは今後見込まれるアジアからの不動産投資への対応も検討しています。
外国人への取組みは今後国内の人口が減少していくなかで、どの業界でも無視できない存在になっていくような気がします。








 

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近藤 昭(株)桧家ホールディングス 代表取締役社長 近藤 昭

1967年兵庫県神戸市生まれ。慶應義塾大学卒業。 大学卒業後、大手生命保険会社や外資系保険会社勤務を経て、 2001年に東日本ニューハウス(現・桧家ホールディングス)に入社。 専務取締役、副社長を経て、2009年に代表取締役社長就任。 2012年に『日経ヴェリタス』が行った「在任期間中に株価を最も 上げた社長のランキング」では、全上場会社中第5位にランクイン。 業界の常識にとらわれず、常に顧客目線で考えることがモットー。 「あらゆる人にエコで快適な住まいを」 提供するために日々奮闘中。

   

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