G1経営者会議

11/3の文化の日、G1経営者会議に参加してきました。
この会議は"日本版ダボス会議"を目指して、グロービス学長の堀義人氏が主宰しており、政界、財界、学者、文化人など著名人が集まりこれからの日本をより良くしていくための議論の場です。

スタートセッションは自民党の菅官房長官、竹中平蔵氏、経済同友会代表で三菱ケミカルの小林会長でした。貫禄あるお三方の重みあるお話でした。
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全体セッションの他3つの分科会セッションがあり、自分の興味あるテーマの分科会に参加することができました。
中でも面白かったのは「IoTとビッグデータを企業はどう活用するか」というテーマで、パネリストはGEの〇〇氏、日本交通会長の川鍋氏、千葉市の熊谷市長、モデレーターはヤフー副社長の川邊氏でした。
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IoTとはあらゆる物がインターネットに繋がるということを言い、第4次産業革命と言われるくらい注目されています。2020年には〇〇兆円産業にまで成長するとの予測もあり、世界的なIT企業などが参入し競争が始まっています。

身近な例で言うと我が家にもありますが、測った体重を無線でスマホアプリに送信してくれる体重計、何歩歩いたか、睡眠時間やカロリー消費などを計測して送信してくれるフィットネスバンドなんかも立派なIoT製品です。

そしてその大量のデータを活用してサービス提供や商品開発、販売に繋げていくことがビッグデータの活用ということです。

日本交通の川鍋氏はタクシー業界の革命児として有名ですが、今取り組んでいることを話してくれました。
ベテランドライバーは、過去の経験からお客様を乗せやすいポイントを知っている。一方新人ドライバーはそれがわからないため真面目に走っていても乗車率は3割以上も差があるそうです。
このベテランドライバーの頭にあるポイントこそがビッグデータであり、それを活用して新人ドライバーでも容易にそのポイントにアクセスできるようなしすてむ業務用アプリを開発しているということでした。
タクシー業界と言えば昔からあるどちらかと言えばオールドエコノミーの典型のような業界ですが、川鍋氏は最先端のITを駆使して変革しようとしているわけです。


そう言った意味では住宅業界、建築業界も様々な変革の可能性を秘めているという点では同じかもしれません。
また住宅は人がその中で多くの時間を過ごすわけで、ビッグデータの宝庫です。生活パターン、健康チェック、ダイエット、光熱費管理、家電製品などIoTとビッグデータの可能性がそこら中に落ちている感じです。

IoTはIT企業だけの特殊な世界でなく、我々の身近な生活にどんどん入り込んできています。
あるパネリストが、これからの経営はIT抜きには語れない。そしてITは担当者にお任せでもいけない、ITリテラシーのない経営者はやっていけない時代が来るだろうと言われました。


もう一つ非常に面白かったのDMM.comの亀山会長と藤沢久美さんとのセッションでした。
藤沢さんは以前彼女のネット番組に出演したことがありましたし、亀山会長はあの話題の企業のオーナーという事でお二人の対談をとても楽しみにしていました。

DMM.comは、アダルトサイトの運営からFX、オンライン英会話からゲームアプリまで様々な業種、サービスを展開し、高収益企業として今最も話題の企業かもしれません。

とにかく亀山社長のキャラクターがユニークでした。元々は露天商やホストといった定職のないその日暮らしのような人生を送っていたのですが、レンタルビデオ店が儲かると聞いて始めたらそれがたまたま上手くいってそこからアダルトビデオサイトの運営で大成功したということです。
仕事だけの人生は嫌なので今でも仕事1/3、家族1/3、後は興味のあるアフリカに1/3いる・・・とか、好きな事を好きなようにやっていたらたまたまうまく行った・・など真面目に一生懸命人生すべてを仕事にかけるといった起業家のイメージとは全く正反対のタイプで非常に面白かったです。

それでもこれだけの成功を収めているわけですから、ビジネスの才覚と人心掌握に優れた天才型経営者なんでしょう。
その優れた感覚を駆使して今話題なのが、“亀チョク”です。
“亀チョク”とは“亀山会長に直接”の略で、面白いビジネスプランやアイデアを直接提案し、会長が認めたら資金を提供するというものです。認められた事業には6か月の業務委託契約を交わし、通常のベンチャー投資家のように全く口を出さず好き勝手にやらせ、半年後の進捗や成果を見て続けるか止めるかを決めるそうです。

実際“亀チョク”から事業化して成功したのがオンライン英会話事業ということで、その個性的な亀山氏独自の手法に注目が集まっているのです。

様々な情報、知識、アイデア、刺激を得られたG1経営者会議でした!















 

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近藤 昭(株)桧家ホールディングス 代表取締役社長 近藤 昭

1967年兵庫県神戸市生まれ。慶應義塾大学卒業。 大学卒業後、大手生命保険会社や外資系保険会社勤務を経て、 2001年に東日本ニューハウス(現・桧家ホールディングス)に入社。 専務取締役、副社長を経て、2009年に代表取締役社長就任。 2012年に『日経ヴェリタス』が行った「在任期間中に株価を最も 上げた社長のランキング」では、全上場会社中第5位にランクイン。 業界の常識にとらわれず、常に顧客目線で考えることがモットー。 「あらゆる人にエコで快適な住まいを」 提供するために日々奮闘中。

   

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