なぜ暖房便座は日本にしかないのか?

433095_1b.jpg

だんだん寒くなってくると、暖房便座の暖かさの有難みを感じますよね。
日本では当たり前のこの暖房便座の普及率は既に約77%!新築住宅ではほぼ100%の設置率だと思います。
暖房便座のないトイレなんて考えられないというのが日本の現状です。

一方世界の国々でこの暖房便座を見かけることはほとんどありません。
いったいどうしてなんでしょうか。

あれだけ快適なのに!海外の人かわいそう・・
冬寒くて我慢できないんじゃない・・・??

そんな風に思いますよね。


でもその理由は極めて簡単です。
“必要ないから”です。

“必要ない”ってみんな我慢しているだけでは??
いえいえそんなことはありません。

トイレの部屋自体が寒くないから必要ないのです。


トイレが寒くない・・??ってことはトイレを暖房しているってこと・・??

そうです。トイレだけではなく、家中丸ごと暖房するのが欧米の家では当たり前です。
従って何も便座を暖める必要がないのです。


日本の家でトイレを暖房している家ってほとんどありません。
トイレだけでなく廊下や脱衣部屋なども同様です。
そもそも人のいない部屋も暖めるという文化も考え方もありません。

欧米の人は随分贅沢な暮らしをしているんだな・・・と思う人もいるでしょう。
ヨーロッパでは人が健康的に暮らすためには家の中の温度は20℃以上をキープするべきと言う考え方があるそうです。
つまり“贅沢”というより“健康的に暮らす”ためというのがその理由の一番ということです。

日本では室内の温度差による急激な血圧変動“ヒートショック”で亡くなる方が年間に17000人もいるということですから、ヨーロッパで健康的に暮らす最低温度と言う考え方は贅沢とばかりは言っていられません。


寒いトイレを暖房便座で暖めるというのは僕の子供の頃からありましたので、かれこれもう30年以上前から変わっていません。
固定電話から携帯電話そしてスマホへ、クルマも電気自動車から自動運転車へとありとあらゆるテクノロジーが進歩しているのに、なぜトイレの寒さだけは30年前と変わらないのでしょうか。

それには日本独特の深い理由があるのです。
それはまた次回に。













 

この記事のトラックバックURL
トラックバック

ヒノキヤグループ 社長ブログ

オン・オフを問わず、考えていること、気付いたこと、感じたことなどを発信していきます。

calendar

S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< October 2017 >>

Profile

近藤 昭(株)桧家ホールディングス 代表取締役社長 近藤 昭

1967年兵庫県神戸市生まれ。慶應義塾大学卒業。 大学卒業後、大手生命保険会社や外資系保険会社勤務を経て、 2001年に東日本ニューハウス(現・桧家ホールディングス)に入社。 専務取締役、副社長を経て、2009年に代表取締役社長就任。 2012年に『日経ヴェリタス』が行った「在任期間中に株価を最も 上げた社長のランキング」では、全上場会社中第5位にランクイン。 業界の常識にとらわれず、常に顧客目線で考えることがモットー。 「あらゆる人にエコで快適な住まいを」 提供するために日々奮闘中。

   

Selected entries

Categories

過去記事

Recent trackback

著作本

著作本

Links

 

mobile

qrcode

Search

Others