レスコハウスが桧家グループに!

3/9正式にレスコハウスが桧家ホールディングスの100%子会社になりました。

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レスコハウスは今年で創立50周年、コンクリートプレハブ住宅のパイオニアとして累計棟数は15000棟にもなります。
コンクリートプレハブ住宅とは、工場でコンクリートのパネルと生産し、現場に運んで組み立てて作っていくという独自の工法で、別名WPC工法(ウォール・プレキャスト・コンクリート)とも言われています。

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コンクリートの建物と言えば一般的にはRC造を思い浮かべます。現場で型枠を組んで鉄筋を配し、コンクリートミキサー車からセメントを流し込んで固めていくというものです。レスコハウスのWPC工法は同じく鉄筋とセメントを使いますが、工場であらかじめ作られたパネルを高圧ボルトで留めていくと言う工法ですので、現場打ちのコンクリートにはないいくつかの特長があります。

まず一番の特長は安定した品質と強固な構造です。
工場内の安定した環境で作られるコンクリートパネルは理想的な水分量、じっくりと時間をかけた養生で、現場打ちコンクリートと比べてその強度は1.5倍以上と言われています。法定耐用年数はRC造と同じ47年ですが、独自のパネルは183年の耐久性があるというデータもあるくらいです!!

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次に何と言っても耐震性です。
阪神淡路大震災では数多くの建物が甚大な被害を受けましたが、当時その地区にあったレスコハウスの建物66棟は無傷、ガラス1枚すら割れなかったということです。鉄骨や木造の耐震性が進化したとは言え、コンクリート造には敵わないということですね。
建物自体の重量が木造や軽量鉄骨造と比べて約2倍ありますので、多少の風水害ではびくともしません。津波や土砂崩れなどの水害にもその強さを発揮します。

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火災に対しても盤石です。
木造はだけでなく鉄骨造も意外と火災には弱いもの、700度の温度になると一気にグニャと曲がり躯体が崩れてしまいます。
その点レスコのWPCは外部からの火も内部からの火にも燃えることなく、火災に遭ったとしても修復して住み続けることすら可能なのです。

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高い断熱性・気密性
実はレスコハウスも桧家グループの日本アクアが取り扱っている“発泡ウレタン”を基礎内側から壁、屋根と吹付け施工しています。桧家住宅と全く同じ考え方ですね。元々気密性の高いコンクリート構造にウレタン吹き付けで更にその性能を高めています。

遮音性
これはあまり知られていないかもしれません。賃貸マンションや賃貸併用住宅にコンクリート造は最適です。なぜなら部屋と部屋との間の壁にコンクリートパネルを使用することで隣の音がほとんど気にならなくなるほどです。
具体的な例では地下鉄の車内の騒音が隣の部屋では図書館並みの静けさになると言うのですから、生活音ではほとんど問題になりませんね。これは木造や鉄骨造には真似のできないコンクリートならではの特長と言えるでしょう。

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そして最後に価格です。
それだけ高性能なら価格は高くても当たり前と誰もが思うでしょう。
現在現場打ちのコンクリート住宅は、職人不足にオリンピック景気が重なり労賃の高騰で坪120万でも建たないと言われています。ところが工場でパネルを生産するレスコハウスなら坪65万円〜と鉄骨造どころか木造並みの価格でも可能なのです。


木造とは対極に位置するコンクリート造。
これまで木造では手掛けられなかった防火地域の建築や木造では弱かった賃貸専用マンション、賃貸併用住宅、店舗併用住宅などが対応できるとなると桧家グループにまた新たな武器が備わったと思います。

また木造用の基礎のプレキャスト化というのも今後検討していくつもりです。
基礎の立ち上がり部分は現在現場打ちで作っていますが、品質や工期短縮、今後の職人不足を考えるとコスト面も含めて需要が高いと考えます。まずはグループ内使用で開発し、その後外販までできればレスコハウスの重要な収益源となるでしょう。
グループで3000棟もの建築とプレキャスト工場を所有する企業は日本全国でも当社しかありません。まさにグループシナジーを発揮できる取組みだと考えています。


またコンクリート住宅は万国共通です。
日本だけでなく、今後急激に発展するアジア諸国での展開も十分に考えられます。
ベトナムやフィリピン、タイやインドネシア、インドなどの新興国でのパネル販売、施工も視野に入れていきます。

色々な可能性を秘めた新生レスコハウスのこれからの展開にどうぞ着目下さい!
東京、神奈川、千葉にある展示場でお待ちしています。


レスコハウス
http://www.rescohouse.co.jp/










 

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Profile

近藤 昭(株)桧家ホールディングス 代表取締役社長 近藤 昭

1967年兵庫県神戸市生まれ。慶應義塾大学卒業。 大学卒業後、大手生命保険会社や外資系保険会社勤務を経て、 2001年に東日本ニューハウス(現・桧家ホールディングス)に入社。 専務取締役、副社長を経て、2009年に代表取締役社長就任。 2012年に『日経ヴェリタス』が行った「在任期間中に株価を最も 上げた社長のランキング」では、全上場会社中第5位にランクイン。 業界の常識にとらわれず、常に顧客目線で考えることがモットー。 「あらゆる人にエコで快適な住まいを」 提供するために日々奮闘中。

   

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