日本の家を変える、暮らし方を変える 空調革命“Z空調”
Z空調が発売され1週間、おかげさまで大変多くの反響をいただいています。
斎藤工さんが出演するテレビCMもオンエア開始、皆さんもうご覧になりましたか?
さてこの「Z空調」、我々は日本の家を変える、暮らし方を変える”革命的”な商品であると考えています。
朝晩の冷え込みが厳しくなって、朝布団から出るのが辛い、冷え性なので靴下を二重履きしている、外から帰って部屋が温まるまでコートが脱げない・・・そんな状況の人も少なくないでしょう。
日本では暖房に関して「人がいる部屋を必要な時間だけ暖める」という考え方が現在でも圧倒的です。
僕が子供の時、もう今から40年も前と全く変わっていませんし、それどころか遡ると囲炉裏を囲んでいたような数百年前からこの考え方は変わっていないのです。
日本人は元来「もったいない精神」が持ち味で、しかも我慢強い。その考えと相まって時代が遷り、環境が変化し技術が進歩した今でも暖房についての考え方は変化していません。
たぶん今でもほとんどの人が「人がいない場所を温めるなんてもったいない!」と思うのではないでしょうか。
一方欧米の先進国では、冬家全体を温める「全館暖房」が当たり前です。
日本より寒いドイツや北欧の国々ですが、家の中はどこに行っても快適で、元気な子供たちは外は雪なのに家の中でTシャツで走り回っているなんて光景が珍しくないのです。
貧しい時代ならともかく、日本は世界第3位の経済大国です。
生活の基本を「衣食住」と言いますが、「衣」と「食」については日本は世界でもトップクラス、いやトップではないかと思うくらいその品質や種類の豊富さなど優れています。しかし「住」だけはなぜいまだに不快さを我慢しているのでしょうか?
日本の冬はフランスやイギリス同様に寒く、高温多湿な夏は東南アジア並にに蒸し暑い。
この過酷な気候の下でもこれまでと変わらない光熱費で欧米の人達同様に快適な暮らせる家を作りたい。
「人がいる部屋を必要な時間だけ暖める」から「家はいつでもどこでも暖かい場所へ」
これが我々の夢であり、それを実現できたのが「Z空調」なのです!
我々は10年以上前からアクアフォームの高い性能に惚れて使ってきました。まだ業界内でもほとんど誰も知らない時でした。
2009年に日本アクアはグループ会社となり、そこから一気にアクアフォームが日本全国に普及、今年は1年でなんと約4万戸の住宅に施工するまでのウレタン断熱業界トップの規模へと成長しました。。
アクアフォームの高い断熱気密性能をより生かして快適な住環境を実現するために次に考えたのは、第1種熱交換型24時間換気システムでした。
従来の第3種換気でも気密性能の当社の住宅では問題なかったのですが、冬冷たい外気をそのまま取り込むために不快で換気スイッチを切ってしまうお客様がいらっしゃいました。そうすると気密性の高さが逆に仇となり結露してしまうのです。その状態を何とか解決できないかと考えたのが、ヒノキヤオリジナルの換気システム「ココチE」でした。
熱交換をすることで外気温そのままではなく部屋温度に近い温度にして取り込むため冬の時期でも快適に換気ができます。
24時間365日計画的に家の空気を入れ替えることで、住む人にとってだけでなく建物の耐久性向上にも非常に良い効果をもたらします。
そして次に考えたのは、この換気システムで取り込んだ空気を温めたり、冷やしたりして家中全体を冷暖房できないかということで、これが今回の「Z空調」に繋がることになるのです。
構想から約2年、埼玉と長野に実験棟を作り、1年間の実証実験を重ねそのデータを基にエアコンを最適化させ、オリジナルの吹き出し部材を開発したりと問題をクリアさせてやっと今月発売できるまでこぎつけたのです。
我々の考え方は10年前から全くブレていません。ブレていないだけでなく一歩づつ一歩づつ進化してきました。
Z空調が今開発できたのも、元々アクアフォームの優れた断熱気密性能があり、そこに協立エアテック社と共同開発したオリジナルの換気システムがあったからです。
その仕組みをベースとしてエアコン世界最大メーカーのダイキン社の協力を得て、今回のZ空調は完成しました。
「日本の家は寒い」
これをなんとかしたい。
誰もが負担できる金額で快適な住環境を提供したい。
いや、提供することが我々のミッションである。
そう思い続けてきました。
「日本の家を変える、暮らし方を変える」
「日本人の生活を世界レベルに快適にする」
この想いを胸に1人でも多くのお客様にこの素晴らしい革命的な商品を提案していきます。