30周年感謝の会

先日「ヒノキヤグループ 創立30周年・東証一部上場 感謝の会」を東京パレスホテルで開催しました。

会には日頃お世話になっているお取引先の皆様、桧家会の皆様、幹部役員を含め総勢450名にご列席いただきました。

 

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冒頭会長からのメッセージが読み上げられ、続いて私から挨拶させていただきました。

 

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以下当日挨拶の全文です。

 

 

本日はご多用の所、またお足元の悪い中、このように多数ご列席賜りまして誠にありがとうございます。

おかげをもちまして、30周年という節目の年に東証一部上場を果たすことができました。

これまで長きにわたって、私共を力強く支え、応援いただいた皆様に 心より厚く御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。


本来であれば、まずもって創業会長の黒須がご挨拶すべきところでありますが、あいにく欠席させていただいております。
何卒ご了承の程お願い致します。


当社は1988年(昭和63年)に創業致しました。
時はバブル真っ盛り、リクルート事件が世を騒がし、東京ドームや青函トンネル、瀬戸大橋が竣工した年でもありました。


大手住宅会社の下請け工務店を営んでいた黒須は、自らが直接お客様から請け負えば、
同じ品質の住宅がより安く提供できるとの思いから独立、会社を立ち上げました。


最初の10年は創業間もないということで多くの苦労があったことと思いますが、
持ち前の発想力とアイデア、即断即決の判断力で会社は順調に成長していきました。


創業8年目に念願であった総合住宅展示場に初めて出展、場所は埼玉県北本市でした。
さあこれからという時に消費税が5%へ増税され、住宅着工数は大幅に減少、会社は大きな経営危機に直面しました。


この時の苦労話は20年経った今でも話すくらい当時の会社にとっては相当ダメージが大きかったようです。


「増税は大変だ」「増税は大変だ」と耳にタコができるくらい聞かされた私はトラウマになり、
「増税の影響を受けないよう事業を多角化しなければ!」といつのまにか意識するようになりました。


さまざまな事業を手掛ける今のグループの状況は、「増税は大変だ」と言われて続けてきた結果ですので、
その時の苦労も報われたように思います。

 

次の10年は上場を目指して積極的に展示場出展し、
その数は10年で66カ所にもなりました。


私が入社したのは創業13年目の頃ですが、業界の事を何もわからなかった私が黒須に

「他社との違いは何ですか?」と質問したところ「大手ハウスメーカーは高額だ。我々は大手と同レベルの住宅を2割から3割も安く提供している。」
と答えたことを今でもはっきりと記憶しています。

これは創業時の黒須の想いそのものであり、今の経営理念にも通ずるものです。
ブレずにやってきたことで今があるのではないかと思います。

 

最初の上場は19年目でしたが、何度も何度も挫折しての上場でした。

特に内部体制の構築でてこずりました。
プライベートカンパニーからパブリックカンパニーへ
言葉では理解できてもなかなか実態が伴いません。
オーナー創業者としてこれまで体を張ってやってきたことの一部を否定されるわけですから大変なことでした。


しかしそれでも上場したいという強い熱意で証券会社の方々にも骨を折っていただきやっとこぎ着けることができました。


ところが上場初日に値が付かず、翌日公募価格を大幅に下回ってのスタートとなってしまいました。

詐欺だとネットでは非難され、燦燦たる上場でした。
上場の喜びなど あっという間に吹っ飛び、上場などしなければよかったと後悔するほど辛いものでした。


しかしそれを機に我々はどうすれば世間から評価される会社になるのかを必死に考えました。

売上棟数を伸ばしながらも、クレームやミスを減らし、業務を効率化して、価格を安く、利益は拡大するにはどうすればよいのか。

この複雑な方程式の解は、商品の標準化、企画化しかないと考え、これまでの自由度を売りにした商品から大きな方向転換を決断、実行しました。

結果的にこの戦略は成功し、会社の成長に繋がりました。


もし株価が高値で付き、浮かれた上場だったらそのようなことも考えなかったでしょう。
そう思えばそのつらかった経験があったからこそ今があるのだと思います。


その後は上場効果がいろいろな形で表れてきました。
金融機関からの信用が高まり、多くの情報が頂けるようになりました。

翌年すぐに戸建分譲会社のM&A案件が持ち込まれ、20年目にして初めて不動産事業に参入することになりました。
土地の取扱いだけでなく、土地を買って家を建てる顧客心理をつかみ、注文住宅の商品開発にも生かして行きました。

 

そして翌年には日本アクアをグループ化して今のグループの特長が形作られました。
この日本アクアとの出会いは本当に大きかったと思います。
これがなければ今の住宅事業拡大もなく、Z空調も生まれなかったでしょう。

 

その後はご承知の通り、常に大きな目標を掲げ、有言実行で成長して参りました。

結果の数値は社員一人一人のたゆまぬ努力のたまものであり、汗と涙の結晶だと思います。

私自身頭の下がる思いの社員がグループにはたくさんいますし、本当に社員を誇りに思っています。


名古屋上場からちょうど10年後の2017年、目標であった東証2部に上場し今年一部に昇格することができました。
日本アクアも今年東証一部に上場致しました。

 

振り返ってみると当社の歴史には常にいくつかの壁が立ちはだかっていました。
それはいつも新しいことに挑戦してきたからかもしれません。

目の前の壁をどうよじ登り、越えていくのか、試行錯誤しながら失敗を繰り返す中で常に前を向いてその答えを探し出してきました。

そして多くの方々に助けられて乗り越えて参りました。


改めて、素晴らしい皆様との出会い、沢山のご縁をいただいたことに感謝申し上げたいと思います。

 


これからの10年は、これまでの10年いや30年よりも世の中や社会が大きく変化するのではないでしょうか。

テクノロジーの進歩は我々の想像を遥かに超えて進んでいます。

日本人は働き手も人口もだんだんと減少し、それに代わって外国人がどんどん増え、日本国内はますますボーダレス化していきます。


住宅・不動産ビジネスを取り巻く環境も、より幅広い視点で市場を見ていく必要性が高まっています。


そのような中でも我々は、時流をしっかりと捉え、風を読み、普遍的で持続的な価値を追求していきます。

そして事業を通じて世の中の課題を解決していく、社会に貢献していくという思いを徹底して貫いていきたいと思います。

 

Z空調は700年以上続いた日本の家づくりの発想を根本から変える革命的で歴史的な商品です。

お引渡したお客様からたくさんの感動の声を頂き、我々の自信は確信へと変わりました。

この健康で快適な家を日本のスタンダードとすることが我々の夢であり使命だと考えます。


オリンピック後の2022年に向けて我々はさらに大きな目標を掲げました。
この想いを実現して、皆様のご期待にしっかりとお答えしていく所存です。


今後もこれまで以上にヒノキヤグループへの熱いご支援、ご協力を賜りますようお願いを致しまして私の感謝のご挨拶とさせていただきます。

本日は誠にありがとうございました。

 

 

 

来賓からは牧原厚生労働副大臣、埼玉りそな銀行 池田社長、三菱UFJ銀行 堀専務にお言葉をいただきました。

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乾杯のご発声は清水さいたま市長にお願い致しました。

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盆栽アーティスト平尾成志さんによるパフォーマンスは大いに盛り上がりました!

 

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最後は桧家会による木遣りで締めくくりました。

 

 

スタッフやホテルの担当の方々の努力で会は盛大かつ成功に終えることができました。

関係者の皆様ありがとうございました。

 

 

 

 

 


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近藤 昭(株)桧家ホールディングス 代表取締役社長 近藤 昭

1967年兵庫県神戸市生まれ。慶應義塾大学卒業。 大学卒業後、大手生命保険会社や外資系保険会社勤務を経て、 2001年に(株)東日本ニューハウス(現・(株)ヒノキヤグループ)に入社。 専務取締役、副社長を経て、2009年に代表取締役社長就任。 2012年に『日経ヴェリタス』が行った「在任期間中に株価を最も 上げた社長のランキング」では、全上場会社中第5位にランクイン。 業界の常識にとらわれず、常に顧客目線で考えることがモットー。 「あらゆる人にエコで快適な住まいを」 提供するために日々奮闘中。

   

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