日本アクアのテクニカルセンター

先日5年ぶりに日本アクアの横浜にあるテクニカルセンターを見学してきました。

5年前にオープンした時以来だったのですが、今回増床して新しい設備や機械も入ったと言うことで行って来ました。

入口すぐに貼ってあるJISの適合認証書です。

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実験室です。右側には沢山の原料が保管されていましたが、企業秘密のため撮影できませんでした。

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ミキサーで原料をかくはんしてどのくらいの時間で発泡するのかを測定していました。

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こちらの大きな機械はウレタン2液を混合してパネルに注入するための機械です。

今回初めて導入しました。

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このパンケーキみたいなものがウレタンです。パネルとパネルの間にサンドイッチして注入パネルを製造するのですが、現在日本アクアでは注入用のウレタンの開発を行っています。

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これはアクアフォーム(100倍と30倍)、グラスウール、無断熱状態のサンプルを裏側から電気ストーブで温め、表面温度がどのくらい違うかをサーモカメラを通して見たものです。

赤や黄色くなっているのが無断熱、緑が見えるのがグラスウールで、アクアフォームは薄い青色のままで裏側の熱を表面に通していないことがわかります。

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これは非常に興味深いサンプルなのですが、レスコハウスが約20年前に建設した横浜展示場を解体した時に現場で採取したウレタン断熱材です。

このテクニカルセンターで性能実験をしたところ性能的にほとんど劣化していないことがわかりました。

ちなみにレスコハウスでは築20年のコンクリートパネルをコア抜きした試験体を中性化試験したところ躯体の劣化も全く問題ないという結果が出ました。これも非常に貴重な試験でした。

こちらはウレタンの耐火試験を行う装置です。

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カットした断熱材のサンプルを装置にセットしてガスの炎に当てどのように燃焼するのかしないのかを実験します。

その結果がこちらです。

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ピンクのものが30倍発泡のアクアフォーム、緑のものがスタイロフォームなどのポリスチレンフォーム、薄い茶色のものが現在開発中の不燃のアクアフォームです。

元々同じ長さのサンプルですが、ご覧のように現行のアクアフォームも少し燃えて短くなっています。

緑色のポリスチレンフォームは熱で溶けてしまいました。

一方不燃のアクアフォームは表面が黒く焦げただけでほとんど焼失していません。


不燃ウレタンはビルや都心部の住宅などで高い需要がありますので、今後大臣認定を取得でき次第販売していく予定です。

この他にもマイナス15度で吹付け出来る部屋や、各現場から採取したサンプルの性能試験などもありウレタン断熱材専門のテクニカルセンターとしては国内でもトップレベルという事です。

また数少ないウレタン専門の技術者として業界でも有名な永田取締役を筆頭に若い技術者が6名新製品開発や改良に熱心に取組んでいる姿がとても印象的でした。

ウレタン施工会社からウレタン製造メーカーへと変貌した日本アクアに大いに期待の持てるテクニカルセンターでした。


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近藤 昭(株)桧家ホールディングス 代表取締役社長 近藤 昭

1967年兵庫県神戸市生まれ。慶應義塾大学卒業。 大学卒業後、大手生命保険会社や外資系保険会社勤務を経て、 2001年に(株)東日本ニューハウス(現・(株)ヒノキヤグループ)に入社。 専務取締役、副社長を経て、2009年に代表取締役社長就任。 2012年に『日経ヴェリタス』が行った「在任期間中に株価を最も 上げた社長のランキング」では、全上場会社中第5位にランクイン。 業界の常識にとらわれず、常に顧客目線で考えることがモットー。 「あらゆる人にエコで快適な住まいを」 提供するために日々奮闘中。

   

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