First of May
桜が散って新緑が芽吹いてくると、1年中で最も気持ちの良い季節がやってくる。
抜けるように空が青くて、陽射しが眩く、緑が光っている・・・そんな日には、決まって聴きたくなる曲がある。
The Bee Gees(ビージーズ)の「First of May」(若葉のころ)はその名の通りこの季節の曲。
映画「小さな恋のメロディ」の挿入歌でもある。この曲を聴くとずいぶん前に見た映画だが、そのシーンがほのかに蘇ってくる。
Elton John(エルトンジョン)の名曲「Your Song」(僕の歌は君の歌) ピアノの伴奏とやさしい歌声が何ともせつないが心地良い。特に爽やかな朝に聴きたい。
日本の曲では村田和人の「Dance With Me」、Orleans(オーリアンズ)のカバー曲。
日本人が英語の曲をカバーするとどうしても発音や声のトーンで物足なさを感じるが、この曲はそれを全く感じさせず見事にカバーしている。原曲よりはるかに僕は好きだ。
爽やかなハーモニーがこの季節にピッタリの隠れた名曲だが、残念ながら入手しづらい。
最後は比較的最近の曲で、絢香×コブクロの「WINDING ROAD」
日産のCMでも有名で、出だしのハモリでコブクロの2人に負けていない絢香の力強い声が印象的な曲。
“曲がりくねってはいない”このまっすぐな道(画像)を走る時もこの曲を聴きたくなる。
ここは那須のロイヤルロードと呼ばれる道で、緑のトンネルを突き抜けて走るような感覚になる気持ちの良い道。池田から御用邸を抜けて一軒茶屋に向かった方が、少し上り勾配なので緑の美しさを楽しめる。
いつの季節も良いが、5月初旬まさに「First of May」をおすすめしたい。