計測(けいそく)は力なり

最近友人に聞いて、言えて妙だな感心した言葉です。
私もそうなのですが3日坊主で終わるということがよくありますよね。
続ければそれなりに良いとわかっていても続けられない・・・
続けるモチベーションの1つがこの“計測”にあるというわけです。

いちばんわかりやすいのはダイエットです。
一度や二度は皆さんもダイエットに挑戦した経験があると思いますが、どれくらい続いたでしょうか?

よく言われることですが、毎朝体重計に乗る事が大切だと。
その日の体重やその推移を知ることがダイエットの1歩だということでしょう。
毎日測ったとしても記録していくのが面倒なもの。
そこで挫折していく人も多いのではないでしょうか。
以前はパソコンのエクセルに記録なんてことをやりましたが、その度毎にPCを開く事自体が面倒です。
その点今はスマホが便利です。Bluetoothでスマホにデータ送信してくれるなんていう体重計もあるようですから、計測、記録といった作業が快適に継続できる環境にはなって来ました。

もちろん測って記録するだけで効果が出るわけではありませんが、続ける原動力になることは間違いないですね。


私の大好きな自転車もまさに同じことが言えます。

いつも決まったコースをぐるぐる何周も走って何が楽しいの??
ロードバイクに乗ってない人からみるとそう思われてもしょうがありません。

何が楽しいのか?
その答えはバイクに搭載している“サイクルコンピュータ”にあります。
サイクルコンピュータでは、速度、距離、時間などの他ペダルの回転数(ケイデンス)や心拍数、斜度、高度などあらゆるデータを計測し記録してくれます。速度やケイデンス、心拍数などは瞬間の数値の他、平均や最高、最低などの数値も記録してそのデータはBluetoothで自動的にスマホとwebに転送され、後でじっくりと見直すことができるのです。

平均速度30キロで走ろうとか平均ケイデンスが95回転で走ろうなどといった目標を立て、その結果をしっかりとサイクルコンピュータが測定してくれるのです。
また累積で何キロ走ったかもわかるので、月毎の走行距離を目標とすることもできます。
サイクルコンピュータがなければ走るモチベーションは半減すると言っても言い過ぎではありません。


マラソンでもラップや心拍数などを測れる腕時計を見て走っている人を良く見かけます。
自分の限界に挑戦する、スピードアップやタイム短縮を目指す、当たり前のことですが計測が欠かせません。


測るという解釈を少し広げれば、仕事や趣味、ライフワークなど様々なことを同様に考えられるのではないでしょうか。
そのように考えれば会社の経営も同じです。


目標を決め、日々の活動を計測し、継続することで成果とし、目標を達成していく・・


計測は力なり・・


ダジャレのようで実は深い意味を持つ言葉のような気がして来ました。









人間ドック

人間ドックに行ってきました。
昨年から信濃町にある慶応大学病院の予防医療センターで受けています。
内容は半日ドックで、通常の検査に加えて内視鏡検査(胃カメラ)があります。

胃カメラは苦手という人が多いですね。
最近は鼻から入れるものもあってこちらの方が辛くないという話をきいたことがありますが、私は意外に胃カメラは大丈夫です。
程よく麻酔が効いているからか苦痛には感じません。

35歳からは通常の健康診断に胃のバリウム検査を行ってきました。
特にそれで異常を指摘されたことはないのですが、もう40代も半ばですし、立場も立場なので昨年から内視鏡にしています。

もう1つ理由があります。
3年前に小学校から高校まで一緒だった同級生が胃ガンで亡くなりました。
同級生達と彼を見舞いに行った時、彼から

「毎年胃カメラ飲んだ方が良いよ・・」

と言われたことを今でも忘れられません。彼もバリウム検査はしていたのですがそれではガンが発見されず、体調不良を感じた時にはもう取り返しのつかない末期になっていたのです。
もし胃カメラ検査をしていればこんなことにはならなかったかもしれない・・・もう残り何日生きられるかわからないという状態の時に残してくれた彼からの最後のメッセージでした。


「健康は失って初めてその大切さを知る」と言います。

人間生身の身体ですから、どんなに節制して気を付けても病気にかかることもあるでしょう。一方これだけ医学が進歩し、早期に発見できればこれまで治らなかった病気が治ることも事実ですし、それで数多くの人が救われています。

私は元々生保にいたということもあって若い時から健康診断の大切さを理解してきました。
まだ自分は若いから・・・仕事が忙しいから・・・どこも調子悪くないからなどと言った理由で健康診断や人間ドックを受けていない人がもしいたら、せめて1年に1度は受けてもらいたいと思いますし、40歳を超えたら胃の内視鏡は絶対に受けることをおすすめします。

今年は初めて大腸内視鏡も受けました。
別に健康マニアでもなく医者からすすめられたわけでもないのですが、大腸ガンにかかった知人もいて一度は受けておこうと思い受けてみたのです。
こちらは正直辛かったです。検査自体よりもその前に5時間以上もかけて下剤を飲んで腸を綺麗にするのが苦痛でした。そんなことを言ってはいけないのですが来年はどうしようかと思っています。


とりあえずどこも異常なしとの結果に安心しました。
これで調子にのって飲みすぎることがないよう気を付けたいと思います。















神奈川県人口激増のワケ(推測)

僕は学生時代に4年間横浜市神奈川区に住んでいた。東横線妙蓮寺駅から1キロ程度のところで、渋谷まで東横線で約30分、横浜までは約7分、横浜線の大口という駅を利用すれば品川まで約30分という都心にも横浜にもアクセスしやすい住宅地だった。
今から25年前のワンルームの家賃が6万円少し、新築だったので少し割高だったが多摩川を超えて都内に入ると7万円以下の物件はなかったので、学校にも近いこともあってそこに決めた。
近くの駐車場代が2万円、バブルに入りかけた頃で地価は高騰しつつある時期だったように記憶している。利便性が良く閑静な住宅地ではあったが、誰もが住みたいと思うほどの人気のある場所ではなかった。

桧家住宅三栄の展示場を訪問した帰り、久しぶりにそのアパート周辺を訪れてみて驚いたのは、昔よく利用していた商店(コンビニのような)がミニ戸建分譲に変わっていたことだった。20坪にも満たない狭小敷地に3階建ての住宅が3-4棟、築3-5年位だからリーマンショック前くらいに建てられたものだと思う。都内ではよく見かける“ペンシルハウス”と呼ばれる戸建分譲で、1階が1台分の車庫と1部屋、2階がLDK、3階が2-3部屋で床面積が27-30坪程度の建物だ。

地価の高い都内の一等地ならまだしも以前僕が住んでいた場所にそのような物件が作られていたことが驚きだった。
そもそもこのミニ分譲というのは30坪位の土地に切ると普通のサラリーマンでは手が届きづらい価格になってしまうので、そのように小さな土地にして分譲するのであって、地価が高い地域の象徴みたいなものだ。近隣の現在分譲中の物件もあったが、やはり同様のミニ分譲だった。
バブルが崩壊し、リーマンショックショック後にもかかわらず横浜の地価は上がっているんだなと改めて感心した。地価が高いということはそれだけの需要がある、つまり人口が増えているということなので、神奈川県と他の都県との人口がどの程度違うのか調べてみた。

神奈川の平成23年の人口は約905万人でこれは20年前から約13.4%増加しているのに対して、東京、埼玉、千葉はいずれも11.3-11.9%伸びに留まっていた。
神奈川は首都圏の中で群を抜いてここ20年間の人口増加が著しいということがデータの上でも確認することができた。

都道府県別人口
www.stat.go.jp/data/nenkan/zuhyou/y0203000.xls

ではなぜこの20年で神奈川の人口が他よりもそれだけ増えたのだろうか。
海がある、国際都市、都心にアクセスが良い・・・といったインフラや地理的な要因ももちろんあるだろうがそれは今に始まったことではなく昔から変わっていない。
みなとみらいの大型開発や高速道路、鉄道などの普及により以前にもましてアクセスが良くなったことも言えるが、それだけでは少々納得し辛い。

最近facebookを通じて地元神戸の同級生達との交流が再開したのだが、そこであることに気付いた。僕のように関東に出てきている人のうちの約半数が神奈川県に住んでいるということだ。単身者など都内に住んでいる者と神奈川在住がほぼ半数で、千葉・埼玉に住んでいる者は僅かしかいなかった。
千葉、埼玉に住んでいる理由は結婚した相手の実家の近くということや職場、社宅といった理由で(僕もその1人だが)、フリーな状態で千葉・埼玉を選択する者は少ない。

そう言えば大学を卒業して最初に就職した時、漠然と将来は都内または横浜市内のマンションでも買って住めるといいなと思っていたことを思い出した。学生の時横浜に住んでいたということもあるが、関西出身者にとってみると何と言っても神奈川は東京と関西との間に位置するという立地にあるということが大きい。頻繁に実家に帰るわけでもないにしても、新幹線と言えば東海道新幹線が身近だし、はなからそれ以外の選択というのはないのだと思う。
だから僕が埼玉に住んでいると言うと仕事のことを知らない友人は「どうして埼玉に??」という疑問を持つくらいなのだ。

*僕は浦和に住んで埼玉の良さを実感している。特に関西出身の方には神奈川だけでなく埼玉の良さを知ってもらえるようまたの機会に書きたいと思う。


我々が就活をしていた20年前はまだ関西系の企業の多くは東京と大阪の両本社体制を敷いていたが、現在では大半の企業が本社機能を東京に集約している。
この20年で職場が東京に一極集中し、それに伴って関西から多くのビジネスマンが上京し、その家族も含めてどっと横浜や川崎といった神奈川になだれこんできた結果が神奈川の人口増、地価高騰の1つの要因になっているのではないか・・・というのが僕の推測だ。
皆さんはどう思いますか??







完成ドリームハウスを見て

 テレビ東京で放映されている人気番組「完成ドリームハウス」、今日は桧家住宅がスポンサーをしました。皆さん、ご覧になりましたか?

毎回個性的な住宅を紹介してくれるこの番組、我々が見ても非常に勉強になります。
今回の2物件は、神奈川の崖地に建つ絶景物件と全ての壁がガラスという見応えのある家でした。

最初の家はアメリカのシーランチコンドミニアムを参考にして設計されていました。
南の海に向かって遮るものが何もない誰もが羨む立地ですね。崖地ということで基礎にはコストがかかりますし、工事も大変ですが、その開放感や景色は何物にも代え難い魅力があります。
私は出身が神戸なので、海の見える場所に建つ家をいくつも見たことがあります。そういった場所は駅から遠くても非常に人気で土地の値段も高いです。
海に向いた大きな窓にカーテンをしなくても良いというのは最高の贅沢だと思います。

この家で1つ気になった点がありました。
シーランチに似せて外壁にレッドシダーを張っていたのですが自然の風合いを残すということで塗装をしていなかったことです。
無機質でクールになりがちなモダンなデザインにやさしく暖かみのあるウッドの外壁はとてもよく合います。ただ自然素材を外部に使ってその美しさをキープするためにはそれなりの手間とコストがかかることを理解する必要があります。

実は10年程前当社でも展示場でウッドの外壁を張ったことがあります。
耐久性を考え腐りなどを抑えるための注入材の入った外壁専用のレッドシダーを使いました。建てたばかりの頃は天然木ならではの味わいのある外観がとても美しく個人的には大好きな建物でした。
しかし3年ほど建つと外壁の一部がそったり塗装が剥げてきたりと痛みが目立つようになりました。そこで再度塗装を施したのですが、木の反りだけはどうすることもできませんでした。
専用に作られた外壁材だったのですが日本の気候には難しい・・・というのが私の感想です。多い雨と高い湿度、夏の暑さに乾燥した冬、天然木が新築の時の美しさをキープするには少なくとも塗装を頻繁に行わなければならず、その作業は足場をかけての作業になりますのでそれなりの費用もかかります。

外壁だけでなくウッドデッキなんかも天然木では耐久性に難があります。
以前住んでた家で天然木のウッドデッキとウッドフェンスを使用していましたが、先ほどの話と同様3年位経つとだんだんと反りが出てきて、釘止めしてた箇所でも釘が抜けてしまうほどになってしまいました。
特に薄い板状や細い材料は弱いですね。雨に濡れて吸収した水分が陽の光にを浴びて乾燥すると同時に反りが起きるのでしょう。また陽当たりの悪いところではカビやコケが出てしまいます。

天然木ならではの匂いや質感はとても魅力的なのですが、後々のことを考えるとウッドデッキなども樹脂を混入したタイプの方をおすすめしています。

2件目の住宅はこれぞ建築家の作品といった斬新な建物でした。
特に印象的だったのは構造でした。コンクリートと鉄骨をあのように組み合わせて作り上げるのはユニークでした。コンクリートの表面に木の模様をつけるためわざわざ型枠に合板と使うといったこだわりぶりは驚きました。

全ての壁がガラス張りで外から丸見えなんてどうやって生活するの??と思った方が多かったのではないでしょうか。
それも確かに興味あるところですが、やはり一番気になったのはほぼ無断熱状態のこの家の住み心地です。実際このような家で夏や冬の住み心地がどんな感じなのか、冷暖房費はどれくらいかかるのかについては非常に興味があります。
ガラスには断熱性はありませんので普通に考えると、夏は暑く冬は寒くなってしまいます。夏はとくに西側のまどが大きいと家の中は非常に暑くなります。冬は外気との温度差で結露ができる可能性が高くなります。当然その辺りをわかった上での設計だと思うのでぜひこの住宅の夏と冬の状態を紹介してもらいたいと思いました。

個人的には真ん中をくり抜いたロノ字型のプランにして外部は東南だけを開口にし、外からは見えないところを全面ガラスにした方が、プライバシーを守りながら明るく開放的な間取りになるのではと思いましたが、みなさんはいかがですか??









消費税増税

 消費税増税が大きな議論となってきた。国の財政破綻を防ぐために増税はさけられないという尤もらしい理由だが、国やメディアの言っていることをそのまま素直に受け入れられないところが悩ましい。また仮に10%に上げてもそのうちまた足りないから今度は20%に・・という話がでてきそうで、国民全体が疑心暗鬼になっているのではないか。

住宅に関する消費税は金額も大きく景気への影響も大きいことから一定の減免を検討しているとは、本日の安住大臣のコメントだったそうだ。
確かに住宅業界は消費税導入、税率アップの度に住宅の駆け込み需要、その後の大きな反動と大変な荒波に襲われてきた。経営的に考えればこういった波はできることなら避けたい。
不幸なのは業界だけではない。家を建てよう、買おうとするお客様にとっても同じことだ。ちょうど住宅購入を考えている人にとっては踏ん切りのきっかけになるかもしれないが、まだローン借入ができない人やそもそも独身の人にとっては駆け込みたくても駆け込めない。すでに家を持っている大人たちは良いが、将来マイホームを持ちたいと考える子どもたちにはかわいそうだ。

住宅とは消費物かというそもそも論も根強い。国は住宅を”量より質”という命題を掲げ、30年程度で建て替えられるような安普請のものではなく、世代を超えて受け継がれるものにしていかなければならないと言ってきたはずだ。それが”消費”なのか?言葉尻だけをとらえる気はないがどうもしっくり来ない。
当然税金が上がっても住宅をつくって売らなければならない住宅業者は生き残りのために税金分コストダウンを迫られる。良心的な業者ばかりであれば良いが、コストダウンが品質低下や手抜き工事などにつながらないようしっかりとウォッチする目も必要だし、消費者も価格だけに目を奪われず住宅会社を見る目がこれまで以上に必要とされるだろう。

土地には消費税はかからない。土地は消費できないから消費税がかからないのか、その理由はよくわからない。農地や山を造成し、インフラを整備し、擁壁をつくって宅地にするには相当な“付加価値”が付いている。消費税=付加価値税の一種という考えから言うと何か矛盾を感じる。
それに土地と建物を分けて考えるというのがいかにも日本的でおかしい。土地は家を建てて初めて利用できるものだし、売る時も土地と建物は一体だ。

今回の東日本大震災では、関東でも壁に亀裂が入ったり、瓦が落ちるといった被害が多く発生した。確かに日本の住宅数は世帯数を上回っている。しかし30年以上前の新耐震基準以前の住宅が相当数まだ残っている。もし関東に直下型の大地震が発生した場合多くの古い住宅は尋常な被害を受ける危険性がある。人の命を守る住宅の耐震化を税制が妨げることになれば、何のための税金だという議論にもなるだろう。


先進国では住宅に関する消費税を、他の商品よりも低減したり非課税としている国がほとんどだ。消費税率が高いスウェーデンやイギリスは非課税、フランス、ドイツ、イタリアなどは一般税率よりはるかに低い税率が適用されている。日本は既に住宅取得については、世界で最も税率の高い国の1つという事実もある。

住宅は高額だが贅沢品でも嗜好品でもない。人が生きていくための基盤であり生活全ての基礎となるものだ。住宅1つ1つが街を構成し、街が集まって国を形成している。豊かな家が集まれば豊かな街を作り、豊かな街が合わさって豊かな国を作る。家は税務上個人の資産であるけれど、国を象る(かたどる)細胞の役割を果たしていることも忘れてはならない。
地震大国で深刻なエネルギー問題も合わせて抱える日本、高額故に景気への影響を考慮すべきという一面的な見方だけでなく、多面的な観点から議論されることを期待して、今後の成り行きを大いに注目していきたい。





民主党代表選

昨日ムーディーズが日本国債の格付けを上から4番目の「Aa3」に引き下げた。
その発表の中で同社の責任者が、「毎年のように総理大臣が変わる政権では、財政健全化への道筋が見えない・・・」という趣旨の発言をしていた。

今まさに民主党代表選の最中、連日誰が誰と会談した、支援を要請したというニュースが流れている。一方ニュースでは、政策議論がない、誰がやっても変わらない、国民不在の選挙だといった批判が後を絶たない。

このブログを書くようになって1年と少し。以前にも日本の首相はアメリカの新聞から「easy come, easy go」だと揶揄されているということを書いた。菅首相には、“easy go”とならないよう頑張ってもらいたいと願ったが、残念ながら同じことの繰り返しとなってしまった。

来年には民主党代表選挙が任期満了で行われる。
またここで首相が変わるようなことになっては、ますます国内の経済は混迷し、海外各国からの日本に対する信頼もますます失っていくだろう。


確かに政治家はだらしない。
しかし総理大臣が辞めても選挙せずに、議員だけが自分たちのルールで新しい総理大臣を選ぶことができるのが日本の政治の仕組みだ。
期間が短いだの、争点がどうだの批判してもルールの中で粛々と事は進められていく。
それがダメだと言うならルールを変えるしかない。


政治の仕組みを根本的に変えるのか、今のまま救世主のようなリーダーの出現を待つのか、どちらかの選択しかないところまで追い詰められたように思う。

もう中学を卒業して30年もの時間が経過しようとしているのに、同級生の交流が盛り上がっている。
僕は小学校、中学校と地元神戸の国立大付属に通っていた。
僅か120名余で最長9年間を過ごしてきたこともあり、思い出の密度が非常に濃い。
10年少し前から首都圏にいる仲間で年1-2回集まるようになった。
いつも参加するメンバーもいれば、時に卒業以来久しぶりに参加する仲間もいて、何十年ぶりに再会した瞬間は誰だかわからないこともあるが、話を始めるとすぐに昔話に花が咲く。
酒が入ってくると、中学時代に歌った合唱曲や学級歌(我が校では、毎年クラス毎に自分たちで作詞作曲した“学級歌”を合唱コンクールで合唱するのが慣例だった。)を誰かが口づさみ、そのうち皆で合唱になってしまうこともしばしばだ・・・

最近は“facebook”での交流が始まり、しばらく会っていない仲間を含めて、頻繁に様々な情報交換がされるようになった。
利害も上下もなく、互いにニックネームで呼びあって会話できる気の置けない仲間との交流は、日頃のストレスから解放してくれる。
40代半ば、それぞれの世界で頑張っている仲間を見ていると、刺激を受け、それがまた活力にもなる。
“facebook”を通じて、地元神戸にいる仲間、首都圏にいる仲間、そして海外にもいる仲間とがこれまで以上に身近に感じるようになった。

1年前の今日、同級生がガンで亡くなった。享年42歳、早すぎる無念の死だった。
サッカーとロックンロールをこよなく愛し、pureで繊細な男だった。
共に生徒会に立候補したり、バンドではライバルとして刺激しあった。
見舞いに行った病院で、彼は辛そうな体調にも関わらず、僕に「仕事はどう?順調なの?」と気遣ってくれた。「社長が良いから絶好調だよ!」と冗談を交わしたのが彼との最後の会話となった。
彼を偲ぶ会には久しぶりの仲間も多く集まって、昔の写真やビデオカメラで撮影した映像を見て懐かしんだ。
今“facebook”には彼の生前の写真が貼られ、思い出のメッセージが綴られている。

中学が今年で閉校となることもあって、先日神戸で同窓会が開かれた。残念ながら参加できなかったが、当日撮られた写真が翌日にはweb上にアップされ、懐かしく楽しませてもらった。
集合写真では誰が誰かわかるように(女子は旧姓で)カーソルを合わせると名前が表示された。改めていろいろなことが便利になったなと思う。


子供から大人へと成長していく多感な中学時代に共に歩んだこの仲間たちとの絆をこれからも大切にしていきたいと思う。








今我々にできること

「あらゆる人に、エコで快適な住まいを」
これは桧家グループのミッションです。

このミッションを掲げた時、“エコ”の意味するところは“地球温暖化対策”、“CO2排出削減”という、どちらかと言えば大きなテーマで、日常の生活にはあまりピンと来ないものでした。
それが今回の大震災を機に、“節電”という非常に身近な問題へと変化しました。

“節電”=“我慢”というイメージがありませんか。
電力不足だから、夏場も多少暑いのは我慢してエアコンを控えめにしようというイメージです。

これは桧家住宅の家には当てはまりません。
普通に(ムダな電力は使わずに)生活して、快適さを損なうことなく十分に電力を抑えることができるからです。
2月の光熱費の請求書が届いていると思います。
冬は暖房や給湯など光熱費が高くなる時期です。それでも一般的な30坪〜40坪の桧家住宅の家では、電気代が15,000円位が平均でしょう。
オール電化ですからガス代はありません。
石油ストーブの灯油なども使いませんから、光熱費の合計が15,000円と言うことです。
狭いアパートから広い新築に移ってたのに、光熱費は1万円以上安くなったという声をよく聞きます。

これは建物の断熱性気密性が高いためで、エアコンの設定温度を低く設定しても十分快適に過ごせます。だから電力消費も抑えることができるのです。
夏も同じことが言えます。
屋根をしっかり断熱し、窓もLOW-eガラスを採用していますので、外部からの熱が住宅内部に侵入してくるのをできる限りカットしています。
さらに一度冷やした空気は冷めにくいため、エアコンの温度を27℃〜28℃程度に設定しても十分快適に過ごしていただけます。
エアコンの温度を1℃上げると、東京電力管内で約64万kwの節電になると言われていますので、非常に大きな効果があると言えます。


ということは、もし日本中の家が現在我々が提供している高性能な省エネ住宅であれば、何の苦労もなく大幅な節電が可能ということになるのです。


照明も大きく消費電力を抑える商品が普及し始めています。
“LED照明”です。
現在桧家住宅では、“節電につながる家づくり”という取組みの中で、この“LED照明”の普及のお手伝いをしています。
家の中でも特に長時間点灯する場所、例えばリビングやダイニング、お子様の勉強部屋などにこの“LED照明”を使用すると効果は大きなものになります。

前東京大学総長の小宮山氏がテレビで次のように言っていました。
「エネルギー問題と景気浮揚とを両立させるため、LED照明や省エネ家電などへの買換え促進を後押しする税制優遇を検討すべきだ。」
新築住宅だけでなく、既存の住宅向けにもぜひこういった政策を検討してもらいたいと思います。


昨年12月に“スマートワンゼロ”という商品を販売開始しました。
この商品は“1000万円台で建つ光熱費ゼロ住宅”というコンセプトで開発された商品で、一般的な商品と比べて、断熱性能や窓(サッシ)などを更に高性能なものとし、また意匠性を高めるためソーラーパネル一体型の屋根を採用しています。

23.4.10 蓮沼 建物スマートワンゼロ.jpg

“光熱費ゼロ”というのは夢のような話、非現実的な話と思われるかもしれませんが、オール電化を採用し、アクアフォームを使って高気密高断熱住宅とすることで消費電力を抑え、太陽光発電4.4kwの発電により“光熱費ゼロ”を現実のものとしました。


この“スマートワンゼロ”のモデルハウスが完成しました。
今週末の4/16(土)、4/17(日)には現地で完成イベントを行いますので、ぜひこの最先端の技術を駆使した次世代型の高性能住宅をご覧になって下さい。

場所はさいたま市見沼区蓮沼の桧家不動産分譲地内です。
最寄りの住宅展示場でもご案内していますのでお問い合わせ下さい。
詳細はこちらまで。
http://www.hinokiya.jp/cypressgarden/hasunuma/index02.html



今我々にできること・・・
住む人のため、日本のため、そして地球のために、
高性能な省エネ住宅の普及に努めていくことです。

 



 









 


東北太平洋沖地震

この度の地震で被害に遭われた方に、心よりお見舞い申し上げます。
一日も早く復旧されることをお祈り申し上げます。


当社グループの全社員の無事を確認いたしました。
また当社グループの事務所、展示場等の建物も大きな被害はありませんでした。
建築中のお客様、お引渡しのお客様にもクロスの亀裂など軽微な被害はありましたが、建物の倒壊・半倒壊といった大きな被害はありませんでした。
当社グループの本社、工事部、展示場は一部を除いて全て業務を行っておりますので、何かお困りなことがありましたらご連絡下さい。


実は私の実家も、今から16年前の平成7年の阪神淡路大震災で被災しました。
幸い家族にケガもなく無事でしたが、建物は半壊しました。
当時都内にいた私は朝起きてテレビを付けると愕然としました。
神戸の町が火と煙に覆われ、ビルや高速道路までが崩壊し、“神戸大震災!! マグニチュード・・・”といったショッキングな文字が大きく映されていたのです。
血の気がすーっと引いたことを今でも鮮明に記憶しています。


もちろん実家にすぐに電話をかけましたが、繋がるわけがありません。その日はテレビを見ながら一日電話をかけ続けました。幸い、その日の夕方に連絡が取れ、無事であることが確認できました。
自宅はもう住むことのできる状態ではありませんでしたので、両親は親戚や知人の所に世話になってしばらく避難する生活を送りました。


地震後に実家に戻り、戦争後のようになった町に声も出ませんでした。いったいどこに何があったのかすらわからないほど、辺り一面が瓦礫の山でした。
特にショックだったのは、実家から歩いて5分程の距離にあり、子供の頃いつも利用していたJR六甲道駅でした。

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地震直後のJR六甲道駅

駅は2階にあったプラットホームが1階を完全に押しつぶして崩落する甚大な被害を受けました。コンクリートの駅が崩れるほどの大地震というのは、いったいどれほどのものだったのか・・・地震の大きさと恐ろしさを感じ、大変なショックを受けたことを覚えています。

新幹線や在来線、高速道路など交通手段が完全に遮断された状態がしばらく続き、地元の人にとってみれば、いったい正常な状態に戻るのにどれくらいの時間がかかるのか全く見当のつかない状態だったと思います。


しかし復興は想像以上に早く進みました。
この六甲道駅は当初、復旧まで最低でも2年はかかるといわれていましたが、10メートル以上のジャッキアップという前代未聞の工事に成功し、なんと地震発生から3か月後の4月1日には駅舎と線路が復旧し、分断されていた大阪と神戸の中心が繋がったのです。
日本人の持つ英知と高い技術力を結集し、関係者の多大な努力があってこの奇跡の復旧が成し遂げられたのだと思います。


神戸では直後から被災者が団結し、助け合い、全国からの温かい支援ももらって、当初考えていたよりも早く復興しました。
今被災されている方や避難所で不便な生活を送っている方の中には、絶望の淵にいるような心境の方もおられると思います。しかし必ず復興するんだ!という希望は捨てないで下さい。
神戸でできたように、東北の皆さんも必ずできると思います。

そして我々も災害地の復興に対して何ができるのか、何をすべきなのかしっかりと考え、行動していきたいと思います。


1402[1].jpg
復旧したJR六甲道駅



富士山

画像 185.jpg

新年と言えば、初夢。初夢と言えば・・・富士山 ということで、富士山ネタです。

この画像、桧家住宅の本社から撮影した富士山です。
この時期は夕暮れ時にこんなにきれいな富士山が久喜からも見えるんです。
「これって富士山・・?ですかぁ?」と戸惑う方もいるくらい大きく鮮明に見えます。

埼玉には富士山が見える場所がたくさんあります。
富士見市という市があるくらいですから。

車で走っていると、あっと気付く時が結構あるものです。
富士山が見えるのは冬場のよく晴れた日です。
朝に雪化粧した富士山を見ると気が引き締まり、不思議と晴れやかな気分になります。
やっぱり日本人は富士山好きなんですね。


個人的なおすすめは、東北道の岩槻インター出口、料金所手前から見える富士山で、とても迫力があります。
また外環を大泉に向かって新倉手前の右手に綺麗にも見えます。


みなさんもMy富士見スポット教えて下さい!





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ヒノキヤグループ 社長ブログ

オン・オフを問わず、考えていること、気付いたこと、感じたことなどを発信していきます。

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近藤 昭(株)桧家ホールディングス 代表取締役社長 近藤 昭

1967年兵庫県神戸市生まれ。慶應義塾大学卒業。 大学卒業後、大手生命保険会社や外資系保険会社勤務を経て、 2001年に東日本ニューハウス(現・桧家ホールディングス)に入社。 専務取締役、副社長を経て、2009年に代表取締役社長就任。 2012年に『日経ヴェリタス』が行った「在任期間中に株価を最も 上げた社長のランキング」では、全上場会社中第5位にランクイン。 業界の常識にとらわれず、常に顧客目線で考えることがモットー。 「あらゆる人にエコで快適な住まいを」 提供するために日々奮闘中。

   

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