東北太平洋沖地震

この度の地震で被害に遭われた方に、心よりお見舞い申し上げます。
一日も早く復旧されることをお祈り申し上げます。


当社グループの全社員の無事を確認いたしました。
また当社グループの事務所、展示場等の建物も大きな被害はありませんでした。
建築中のお客様、お引渡しのお客様にもクロスの亀裂など軽微な被害はありましたが、建物の倒壊・半倒壊といった大きな被害はありませんでした。
当社グループの本社、工事部、展示場は一部を除いて全て業務を行っておりますので、何かお困りなことがありましたらご連絡下さい。


実は私の実家も、今から16年前の平成7年の阪神淡路大震災で被災しました。
幸い家族にケガもなく無事でしたが、建物は半壊しました。
当時都内にいた私は朝起きてテレビを付けると愕然としました。
神戸の町が火と煙に覆われ、ビルや高速道路までが崩壊し、“神戸大震災!! マグニチュード・・・”といったショッキングな文字が大きく映されていたのです。
血の気がすーっと引いたことを今でも鮮明に記憶しています。


もちろん実家にすぐに電話をかけましたが、繋がるわけがありません。その日はテレビを見ながら一日電話をかけ続けました。幸い、その日の夕方に連絡が取れ、無事であることが確認できました。
自宅はもう住むことのできる状態ではありませんでしたので、両親は親戚や知人の所に世話になってしばらく避難する生活を送りました。


地震後に実家に戻り、戦争後のようになった町に声も出ませんでした。いったいどこに何があったのかすらわからないほど、辺り一面が瓦礫の山でした。
特にショックだったのは、実家から歩いて5分程の距離にあり、子供の頃いつも利用していたJR六甲道駅でした。

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地震直後のJR六甲道駅

駅は2階にあったプラットホームが1階を完全に押しつぶして崩落する甚大な被害を受けました。コンクリートの駅が崩れるほどの大地震というのは、いったいどれほどのものだったのか・・・地震の大きさと恐ろしさを感じ、大変なショックを受けたことを覚えています。

新幹線や在来線、高速道路など交通手段が完全に遮断された状態がしばらく続き、地元の人にとってみれば、いったい正常な状態に戻るのにどれくらいの時間がかかるのか全く見当のつかない状態だったと思います。


しかし復興は想像以上に早く進みました。
この六甲道駅は当初、復旧まで最低でも2年はかかるといわれていましたが、10メートル以上のジャッキアップという前代未聞の工事に成功し、なんと地震発生から3か月後の4月1日には駅舎と線路が復旧し、分断されていた大阪と神戸の中心が繋がったのです。
日本人の持つ英知と高い技術力を結集し、関係者の多大な努力があってこの奇跡の復旧が成し遂げられたのだと思います。


神戸では直後から被災者が団結し、助け合い、全国からの温かい支援ももらって、当初考えていたよりも早く復興しました。
今被災されている方や避難所で不便な生活を送っている方の中には、絶望の淵にいるような心境の方もおられると思います。しかし必ず復興するんだ!という希望は捨てないで下さい。
神戸でできたように、東北の皆さんも必ずできると思います。

そして我々も災害地の復興に対して何ができるのか、何をすべきなのかしっかりと考え、行動していきたいと思います。


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復旧したJR六甲道駅



富士山

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新年と言えば、初夢。初夢と言えば・・・富士山 ということで、富士山ネタです。

この画像、桧家住宅の本社から撮影した富士山です。
この時期は夕暮れ時にこんなにきれいな富士山が久喜からも見えるんです。
「これって富士山・・?ですかぁ?」と戸惑う方もいるくらい大きく鮮明に見えます。

埼玉には富士山が見える場所がたくさんあります。
富士見市という市があるくらいですから。

車で走っていると、あっと気付く時が結構あるものです。
富士山が見えるのは冬場のよく晴れた日です。
朝に雪化粧した富士山を見ると気が引き締まり、不思議と晴れやかな気分になります。
やっぱり日本人は富士山好きなんですね。


個人的なおすすめは、東北道の岩槻インター出口、料金所手前から見える富士山で、とても迫力があります。
また外環を大泉に向かって新倉手前の右手に綺麗にも見えます。


みなさんもMy富士見スポット教えて下さい!





あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。
2011年がスタートしました。
当社にとっては新年であり、新年度のスタートです。
今年も目標達成に向けてがむしゃらに取り組んでいきます。
よろしくお願いします。


1月2日から展示場はオープンしています。私も2日、3日と展示場をまわりました。
この2日間たくさんのお客様にご来場いただきました。ありがとうございました。
2日間の来場者は昨年に比べて大幅に増えています。 
やはりテレビCMの効果もあったのでしょう。

もうCMはご覧なりましたか?
昨日展示場に来場いただいたご家族の子供さんに「テレビ見たよ!これでしょ?泡って!・・」
と言われました。
嬉しかったですね。
今回は子供さんに口ずさんでもらうことを1つの目的としています。
CMの曲、日本人なら誰でも知ってる曲「フニクリ・フニクラ」の替え歌です。
「鬼のパンツ」と言った方がわかりやすいかもしれません。
でも実は「鬼のパンツ」も「おかあさんといっしょ」で田中星児さんが歌った替え歌だったんです。

原曲の「フニクリ・フニクラ」、130年前にイタリアのナポリで作られた世界初のCMソングなんだそうです。
イタリアの民謡かと思っていましたが、覚えやすく一度聴いたら忘れないメロディー、コマーシャルソングだったと知って納得しました。


CMの効果は当社ホームページのアクセス数に表れています。
昨日は1日のアクセス数として過去最高でした。
このブログのアクセスも今年に入って大幅に伸びています。
ありがたいことです。

多くの方に注目いただいていることで俄然モチベーションが上がっています。
会社にブログにがんばりますのでどうぞよろしくお願いします。


 




 

 


 


今年を振り返って

まもなく2010年が終わろうとしています。
今年もあっという間の1年でした。「今年1年も早かったですね・・・」と言う会話が我々の周りではあいさつ言葉になっています。
子供の頃の1年と大人になってからの1年は同じ1年でも、生きてきた人生の長さ分の1年だから早く感じるんだ・・・という話を聞いたことがあります。
納得いくようないかないような話ですが、間違いなく言えることは1年の目標を立て、それにむかって無我夢中で取り組んでいると時間の経過は早く感じるものです。
ということは来年も再来年も終わってみれば今年より早く感じてしまうかもしれません・・・

さて今年当社グループは、

「あらゆる人にエコで快適な住まいを」

をミッションに掲げ取り組んできました。

注文住宅も分譲住宅も、建替えの住宅も新築の住宅も、1000万円台の住宅も3000万を超える高価な住宅もすべての住宅を「アクアフォーム」を使った“エコ”で“快適”な住宅とすることを宣言したのです。
一部の高額な住宅だけが省エネ性能に優れていても、地球温暖化対策には何の効果も果たしません。
太陽光発電をどれだけ載せても、建物自体の気密性・断熱性が優れていなければその効果は半減します。
冬の“底冷え”、夏の“熱ごもり”は戸建住宅では“我慢するもの”をあきらめられていましたが、今ののテクノロジーでもってすれば従前の住宅と比べて飛躍的に改善することが可能となりました。

このように大きく進歩した快適な住宅を、1人でも多くの人に提供していきたいとの強い信念を表したのがこのミッションでした。

おかげ様で今年は1,000を超えるご家族の皆様に快適な住宅を提供させていただきました。
数多くのお客様、そして工事業者他取引先の皆様に心より感謝申し上げます。

来年は首都圏内のエリアを拡大させ、さらに多くの地域の皆様にこの快適な住宅を提供していきます。
またフランチャイズ店を通して、首都圏以外の全国のお客様に桧家住宅の住まいを提供できる体制の構築を強化していきますので、どうぞご期待下さい。


年末は当社株価が大変高騰し、昨年末45,100円だった株価が今日終値120,000円と2.5倍以上で最高値を更新して終わりました。
当社グループの将来に対する大きな期待を受け止め、その期待に応えられるよう緊張感を持って経営していきます。


会社以外では今年は何と言っても“iPhone”です。
これほど便利で快適なデバイスは初めてです。
株価もスケジュールもこのブログだって書くことができます。
メモはカメラで撮るようになりました。思いついたことはすぐにメモに指で書きます。
今日することは“to do”で管理して、忘年会の余興は動画で撮ってすぐにyou tubeにアップ。
昔の音楽もyou tube見て懐かしみました。
できないことは家の鍵を閉めること、車のエンジンをかけること、電車に乗ることくらいです。


そして今年はこのブログを始めました。
週1回を目標になんとか続けることができました。
来年もぜひよろしくお願いします。
2011年も諸々ネタには苦労しない1年になりそうです。

それでは皆様よいお年を!












早く繋がれ 圏央道!

桧家住宅の本社は東北自動車道の久喜ICから車で5分位のところにあります。現在工事が進められている首都圏中央連絡自動車道(通称“圏央道”)。圏央道と東北道とのジャンクションの工事も急ピッチで進められています。

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実は久喜IC、圏央道のちょうど中間に位置しています。つまり圏央道が開通すると、久喜はどこに行くのも非常に便利な場所になるのです!
例えば、

桧家住宅本社(久喜)〜桧家住宅つくば本社(つくば)
    現在  東北道〜外環道〜常磐道    78km  1時間15分
    将来 圏央道                            55km    40分
    

桧家住宅本社(久喜)〜成田展示場(成田) 
    現在 東北道〜首都高〜東関道    121km  2時間
    将来 圏央道                            100km 1時間10分


桧家住宅本社(久喜)〜八王子          *2011年4月八王子展示場OPEN予定
  現在 東北道〜首都高〜中央道    99km   1時間30分
  将来 圏央道                            75km  55分

木更津(2011年1月 木更津展示場OPEN予定)や神奈川の海老名(2011年神奈川県初展示場OPEN予定)も混雑する首都高を通らずに行くことができますので、時間が読めるようになります。

また来年のGWには北関東自動車道が開通します。すると、

桧家住宅本社(久喜)〜桧家住宅北関東支店(群馬県藤岡市)
    現在 東北道〜一般道〜北関東自動車道    90km  1時間40分
    将来 東北道〜北関東自動車道                96km  1時間15分

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柱脚だけの方が迫力があって美しい・・・アートに見えます


こうなるとほとんど圏央道や北関東道は桧家住宅のためにつくられているような気がしませんか?!というのも我々の展示場の出展や拠点の設置は、圏央道などの高速道の開通をある程度想定して計画してきました。埼玉県が関東の中心にあるという地の利を生かした当社の戦略です。
もちろん全ての拠点と本社が頻繁に行き来するわけではありませんが、会議や研修など書類等の受け渡しなどアクセスが飛躍的に便利になるのは、当社グループにとって非常に大きなメリットです。
早く繋がれ 圏央道!



ジャパンホームショー2010

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東京ビッグサイトで11/17(水)〜19(金)に開催されている「ジャパンホームショー2010」に行って来ました。
ジャパンホームショーは国内外の企業が参加する日本最大級の住宅建材の展示会で、今回はグループ会社の日本アクアも出展しています。
日本アクアのブースはこれまでの展示会よりもパワーアップし、写真のように遠くからも非常に目立つ設えでした。
ブース内ではアクアフォームの特徴やメリットをわかりやすく展示する他、定期的なプレゼンでは実際に吹付けのデモを行い、多くのお客様の関心を集めていました。

今年の展示会の特長は、やはり太陽光や断熱材、屋上緑化といったエコに関連した展示が多かったように思います。日本アクアの取引先の東邦レオ社が、木造住宅用の屋上緑化というユニークな提案をしていました。50平米程度の屋上であれば100万円〜の予算で屋上を緑化してバーベキューなどを楽しめる空間を作れるというものです。これからこういったニーズが増えてくるのかもしれません。

海外からの出展ではドイツ企業のブースが印象的でした。エコ先進国ということもあってエコに関する展示を中心に10社以上の企業のブースが連なっていました。

この展示会は毎年見に行っています。個別に特色ある商材を見つける目的もありますが、全体のトレンドを見ていると、これからの方向性を探る上で非常に参考になります。
明日、あさってと開催していますので、興味ある方はぜひご覧下さい。



 

 

 


スケジュール管理

 毎年この時期になると、来年のスケジュール帳を求めてわざわざ銀座の伊東屋まで出向き、良さそうなものがないか物色していた。
しかし今年はもうその必要がない。なぜなら“iPhone”でスケジュール管理を始めたから。
社会人になって20年、何度となくシステム手帳を替えてきたが、今これまでに経験したことのない深く大きな満足感を味わっている。その興奮の一端をお伝えしよう。

iPhoneのアプリ“Refills” 

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iPhoneにはgoogleカレンダーがインストールされているが、画像のような週単位のスケジュール画面がないのでこのアプリを購入した。
見た目もまさに“システム手帳”。もちろん1日、月の画面に切り替えることもできる。


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iPhoneでスケジュール管理するようになって何が便利かってあげればキリがないが、一番は常に身につけているということ。外出先でも移動中でもいつもどこでも予定を確認でき、予定を入れることができる。
外出中携帯が鳴りアポの依頼が入る。おもむろに鞄を脇で抱えて手帳を取り出して、慌ててページを開く。そして胸ポケットのペンを探すと・・・ペンがない!・・・皆さんはこんな経験がないだろうか?僕は数限りなく・・・ある。

iPhoneのプレゼンでスティーブ・ジョブスが言った。「これまでのスマートフォンと違ってiPhoneはプラスチックのボタンをなくして、巨大な画面(giant screen)にした。何を使って操作するか?スタイラス(タッチペン)?No!すぐに無くしそうだ。皆が生まれながらにして持つ最高のデバイスを使う。指だ・・・」この言葉をまさに今実感している。指はどこにも置き忘れないし、いつでもすぐに使える。

iPhoneならきれいなフォントで入力でき、予定が変更になったらきれいに削除できる。予定の項目は履歴から選択すればワンタッチで入力できるし、日時はiPhone特有の電子ダイヤルで快適に設定できる。PCとはグーグルカレンダーで同期でき、両方から入力したデータを共有できるし、他人と共有することもできる。タスク管理もできて、いつまでに何をしなければならないかが一目瞭然だ。
マルチタスクがウリのiPhoneだから、通話中のままスケジュールが確認できる。

分厚いシステム手帳はカバンに入れて持ち歩くのも負担だが、システム手帳を持ち歩かなくなって鞄も軽く、薄くなった。
このアプリ“Refills”価格は1,200円。毎日何度も開いて予定を確認している。今年一番お買い得な買い物だったことは間違いない。









アメリカ中間選挙

 アメリカ中間選挙でオバマ民主党が大敗した。このニュースを聞いたとき、2年前にあれだけ盛り上がったオバマブームがこんなに早く去ってしまったのかとショックを受け、あぁやっぱりアメリカ国民も日本人と同じ飽きっぽいのかな・・と思った。ところがどうもそれほど単純な話ではないようだ。

オバマ大統領はこの2年間で医療保険制度改革やリーマンショックを引き起こした金融機関への規制の強化などの実績を残してきた。またグリーンニューディール政策を唱え、核廃絶を訴えたことでノーベル平和賞を受賞した。どこかの国の党と違ってしっかりと実績を残してきた。

ところが今回の選挙では大きく負けてしまった。表向きは下がらない失業率など主に経済問題が影響したと言われている。
しかしそもそもアメリカの2大政党、民主党と共和党は根本的な思想が異なる。大きな政府VS小さな政府、リベラルVS保守、マイノリティ・貧困層VS既得権の富裕層、平等VS自由、・・・
前回の選挙ではブッシュの不人気に加えてオバマブームで民主党に票が流れたが、今回は学生が職に就けないなど前回の選挙を支えた層の投票率が大きく下がったこともあって、保守層の共和党支持者が巻き返した結果となった。草の根運動のティーパーティが話題となったが、富裕層の共和党支持者から相当な資金が流れたという話もあるそうだ。

いずれにしてもアメリカは共和党と民主党の2大政党の間のパワーバランスがしっかりと効いている。その時その時の問題でパワーシフトが起きるが、基本的に各々を根強く支持する層がしっかりと定着している。銃を規制する・しないの問題など日本人の我々には理解に苦しむが、元々アメリカはフロンティアスピリッツを持った移住者達が作った国であり、彼らの思想の原点は自分たちの身は自分たちで守るということで、国に頼るという発想が希薄である。国の成り立ちの歴史が脈々と受け継がれているということで、それを知らないと我々日本人には理解できない。

日本もこれから2大政党が定着していくのか、そのためには各々の政党の軸が明確に対比できなければいけないのだろう。まだまだ自民党と民主党の国家感の差異がよくわからないし、各々の政党内でも基本的な思想が統一されていない。

日本の民主党とアメリカの民主党。互いに直近の選挙で負けたがその中身はどうやら全く異質なものであるということのようだ。




 


中国初訪問記

 最近僕のまわりに中国に行く人が多い。行って来た人は皆口を揃えて「中国はスゴイ!」「日本はもうダメだ」「中国にのみ込まれてしまう・・」と中国を羨やみ日本を悲観する。
そんなに中国の成長はスゴイのか?!半信半疑で青島に向かった。

空港についてタクシーを探して歩いていると“taxi?”と白タクから声をかけられる。これを無視して、乗り場へ急いだ。乗り場では制服を着た空港の職員らしき人に行き先を聞かれた。行き先を告げると乗るタクシーのナンバーをメモしたカードをくれた。荷物を忘れたりトラブルになった時に乗ったタクシーをつきとめるためか。こういうシステムがあること自体、少々不安になる。

タクシーはクーラーが効いておらず窓全開だった。車もかなり古い。後で知った話だが、追加料金を支払うとクーラーを付けてくれる車もあるそうだ。
空港からすぐに高速に入った。運転手は粗い運転でスピードをグングンあげていく。驚いたのは車線変更をする時一切ウインカーを出さないことだ。しかもブレーキのタイミングが遅いので前の車にぶつかりそうで怖い。また少しでも前の車が遅いと「ブーッ、ブーッ」とクラクションを鳴らす。他の車も同じなので、危ないわ喧しいわ、初めて経験する交通事情だ。その後も何度かタクシーに乗ったがどの運転手も似たり寄ったりだった。どうやらこれが一般的な中国人ドライバーのようだ。たった2日間の滞在で2回も事故に遭いそうになった。青島に限らず上海でもどこでも同じような状況らしいので、中国に行かれる方はタクシーには注意されたほうが良い。
空港からホテルまで約30分と聞いていたが45分ほどで到着した。随分遠回りをされた感じだった。それでも120元(約1,800円)だからまあいいか。
タクシーに乗るとその国(またはその地域)の庶民の生活レベルみたいなものを感じ取れるが、中国に入って約1時間、中国の庶民レベルが理解できた。

空港から市の中心部へ向かう途中、周りに何もないような殺風景なところにタワーマンションがいくつも建築中だった。こんなところに、これだけ住む人がいるのかなと思うくらいの場所だ。
中心部が近づいてくると、その様相は一層拍車をかけるようになっていく。壁のように向こう側が見えないほど高層ビルやマンションが立ち並んでいて、その周りも建築中のビルとクレーンが囲んでいる。日本と違って工事現場に養生がなく足場も早くはずされてしまうため、窓も外壁も付いていないコンクリート打ちっぱなしのの高層ビルがあちこちに立って(建って)いるのは異様な雰囲気だった。
ここは上海でも北京でもない。都市人口300万人の地方都市だ。これだけの建設ラッシュを目の当たりにすると、「本当に大丈夫なの?」と少し不安に思ってしまう。バブルがトラウマになっている日本人の悲しさか。いずれにしてもビル数だけを言うなら、東京なみの都市を中国内にいくつもつくっているような状態だろう。

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青島中心部の高層ビル群

泊まったホテルのとなりにジャスコがあったので覗いてみた。まだ時間は朝の9時半にも関わらず人の多いこと多いこと!1階の食品売り場のレジにはもう買い物客が列を成していた。中国の人の朝はそんなに早いの?! いずれにしても人の多さと購買欲には圧倒された。
食料品は日本の5分の1程度と安いが、衣料品や家電等はそれほど変わらない。商品も豊富で、雰囲気としては日本の地方のスーパーといった感じだ。ここで買い物をしている人たちのレベルは今の日本とそれほど変わらないのだろう。


確かに中国の成長は凄まじい。時代が違うが日本の高度成長期とは次元が違う。
高層タワーが象徴的なせいか、ちとバブルの匂いもする。バブリーなタワーの足元にはブロックを積み上げただけの民家がまだ残っている。格差も凄まじい。人の数は半端ないから、食糧危機や水危機、地球温暖化は心配だ。マグロも養殖しないと日本人がトロが食えなくなるかもしれない。
ただ僕は不思議と中国に“飲み込まれてしまう”ような危機感は感じなかった。
逆に日本には中国の発展という大きなチャンスが巡ってきている感を持った。何と言っても隣国だ。人種も生活スタイルも物理的な距離も近い。
中国国内でのビジネスチャンスはもちろん、日本へやってくる中国人旅行客けのビジネスもますます白熱してくるだろう。中国には日本のような豊かで美しい自然があまりないらしい。中国人の富士山好きは有名な話だ。リッチな中国人向けの別荘開発も本格化しそうだ。
以前ニュージーランドに行った時中国人の多さに驚いて、聞いたら移民だった。人口減に悩むニュージーランドでは中国からの移民を受け入れたそうだ。日本も人口減に悩むのなら移民を受け入れればよい。そんな発想も今後出てくるかもしれない。

中国からの関空経由で帰国した。関空で中国の航空会社から、日本の航空会社に乗り替えた時何とも言えない落ち着いた気持ちになった。日本の機内サービスは世界でも有数だ。中国のそれとは隔世の感さえある。日本には中国ほどのビル建設はないけれど、中国人よりも日本人の方が技術やサービスや気配りやマナー、モラルなどははるかに優れている。それらをビジネスにする力もマネジメントする力もある。“バイイングパワー”では歯が立たなくとも、中国の成長・発展をテコに我々が成長できる可能性は大いにあるように感じた。

そんなことを感じた40時間の中国滞在だった。






 


青島ビールと絶品なおつまみ

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青島と言えばビール、青島ビールは中国ビールの代名詞だ。その青島ビールの博物館を見てきた。
青島ビールは約100年前、当時青島を支配していたドイツ人が創業した。その後1919年、第一次世界大戦から第二次世界大戦敗戦の1945年までは、日本のビール会社の経営傘下に置かれていた。歴代の工場長にも日本人の名前が刻まれている。その後中国に返還され、1993年に中国国営企業として初めて香港市場に上場、国際企業として発展していく。
青島ビールはドイツ人創業ということで、芳醇でコクの強い味を想像するが、意外なほどライトで口当たりが良く飲みやすい。泡も少なめで炭酸も弱め、どちらかと言えば「coors」や「bud light」といったアメリカのビールに近い。
過去から現在までのボトルや缶が展示されていた。グリーンボトルは日本のビールにはないので新鮮な感じがした。ラベルのデザインや色遣いもなかなか洒落ている。さすが、グローバルビールだ。
シンボルマークは青島の桟橋の先に建っている回瀾閣(かいらんかく)という八角形のいかにも中国っぽい建物だ。
博物館で、濾過前の原酒を一杯飲んだ。濁りビールというここでしか飲めないものらしい。香りはよかったがちとぬるかったので・・・。1階に下りて、出口手前で今度は冷えた生をいただいた。これは美味しかった!
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ビール樽の中にアクアフォーム発見!?


博物館の前にはレストランが並んでいた。道路にテーブルとイスを並べオーニング広げた、さながらオープンカフェ。看板が漢字なので洒落た感は薄いが、引き込まれるような雰囲気だった。ご一緒した協立エアテックの久野社長は、さっと目の前の店に入って、生簀を眺め魚介の品定めを始めた。通訳でお世話になった同社の楊さんが社長の注文を訳して店員と交渉する。社長は、「ビール冷えてる?」と冷蔵庫のビールのチェックをする。日本だとそこまでしないが、やはり中国だと冷えてないビールを出す店もあるのか?・・・さすが、中国に慣れた社長だと感心した。社長は「あ、ダメ。他行こう」とあっさり店を出た。我々も慌てて後を追った。隣の店に入って同じチェック。今度はOKだ。この店にも生簀があって、そこから選んで好みに調理してもらうスタイルだ。このスタイル、言葉がわからないとそのメリットの半分も享受できないと思った。今回は楊さんと中国通の社長がいる。なんと心強いことか!料理はお二人にお任せした。生簀の横には蝉のサナギやバッタのような昆虫の煮物、ヒトデやワニの手などテレビでお馴染みのゲテ物系もちゃんと陳列されていた。今回はそれらに手を出すのは止めた。

青島ビールで乾杯。日本ほどではないが向こうも梅雨の時期。冷えたビールはたまらなく美味い。
アルコール分が少ないせいか、それほど酔いも回らずクイクイ入る。
つまみにゆでたエビが出てきた。さっきまで生簀で泳いでいた新鮮なエビだ。このエビの殻と足を取って、それを醤油にニンニクと黒酢などが入った特製のタレに付けていただく。この少し濃いめのとろみのあるタレが絶品だった。日本では味わったことのない深みのある、中国4千年の歴史を感じさせるような何とも言いようのないタレだ。プリプリしたエビをさらに引き立ててくれる。エビの殻をむくので手が汚れる。社長がお椀にサッとビールをついてくれた。「これで手を洗うとええよ」ウーロン茶は経験あるが、ビールでは初めてだ。意外にさっぱりして効果的だった。
夢中でエビの殻をむいていると、次のつまみが来た。今度は「カニの辛味揚げ」とでもいうようなものだ。“から揚げ”でなく“辛揚げ”だ。
たっぷりの唐辛子と香辛料を付けて揚げた辛口のカニとビールの相性が抜群!カニの身はわずかだが、口一杯に広がるスパイシーな風味にビールがまた進む。

日本ではなかなかお目にかかれないようなこれらの料理。決して高級店でもないし、特別な材料を使っているわけでもない。中華料理の奥深さをまざまざと見せつけられた。
4人でビールを1本づつ飲んで他にもつまみを取って300元(約4000円)だった。













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ヒノキヤグループ 社長ブログ

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Profile

近藤 昭(株)桧家ホールディングス 代表取締役社長 近藤 昭

1967年兵庫県神戸市生まれ。慶應義塾大学卒業。 大学卒業後、大手生命保険会社や外資系保険会社勤務を経て、 2001年に(株)東日本ニューハウス(現・(株)ヒノキヤグループ)に入社。 専務取締役、副社長を経て、2009年に代表取締役社長就任。 2012年に『日経ヴェリタス』が行った「在任期間中に株価を最も 上げた社長のランキング」では、全上場会社中第5位にランクイン。 業界の常識にとらわれず、常に顧客目線で考えることがモットー。 「あらゆる人にエコで快適な住まいを」 提供するために日々奮闘中。

   

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